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Paul Van Dyk

international news _ JONTY SKRUFFF _ 2005.09.16

Paul Van Dyk - ハリケーン被害者のためのチャリティー・レイブを決行

Text by Jonty Skrufff (Skrufff.com) _ Translated by Kei Tajima (HigherFrequency)

Paul Van Dyk が、先日、ニュー・オーリンズ州で起こったハリケーンで被害に遭った被害者のためのチャリティー・レイブを来月、テキサス州のハウストンで開催することを明らかにした。普段から積極的に政治活動を行い、ドイツの赤十字とも密接した仕事をしているスーパースターDJ は、今回のツアーでは、アメリカの赤十字社と全面協力し、ギグを行っていくと話した。

「アメリカでは全部で3週間ほどツアーを回る予定なんだけど、ハリケーンの被害の大きさを見てすぐに、アメリカのスタッフに連絡をして赤十字と連絡を取るように伝えたんだ」

「募金も募るし、僕は収益金のほとんどを募金するつもりでいる。それに加えて、被害者の大部分が非難したハウストンでは、彼らのために特別にショーを予定しているんだ。被害者のために出来るだけ募金を集めたいと思っているよ。やっぱり規模が大きいから煩雑な手続きも多いけど、なんとか上手くいくように働きかけているところさ」

しかし、普段は歯に衣着せぬ彼も、今回の被害が今後及ぼす長期的な被害については、珍しく言葉少なにこう話した。

「もちろん、政治的な力が加わっていたこともあっただろうけど、はじめは誰もハリケーンが及ぼした被害の大きさに気付かなかった。水位があれ程までに上がったのは、ハリケーンが通過した二日後だったからね。水につかってしまったエリアはイギリス全土ほどの大きさなんだよ。国がまるごと水の下に沈んでしまうのを想像してごらん、それって明らかに解決するのが難しい問題だろう?」


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