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Eric E Smoove

international news _ 2005.09.06

Kayne West がシカゴ・ハウスの大物DJを提訴

Text by H.Nakamura (HigherFrequency)

ヒップホップ界のトップ・プロデューサー Kayne West が、シカゴ在住のベテラン・ハウスDJ Eric "E-Smoove" Miller を、Kayne が18歳になる前に制作した未発表曲10曲の所有権を巡って提訴したことが明らかになった。

訴状によると、今年の初めに Kayne がそれらの楽曲を販売しようとしたところ、Erick 側が販売権を持っていると主張。どうやら、同じくシカゴ出身の Kayne が有名になる前にEricとの間で交わされたと言われる契約書が存在するらしく、事態はとうとう裁判所の手に委ねられるところにまで至ってしまったようだ。

Erick "E-Smoove"と言えば、シカゴ・ハウス黎明期から活躍するベテランで、90年代には数え切れないヒット・チューンの制作やリミックスに関わってきたUSハウス・シーン隆盛の立役者。グラミー賞まで受賞した Kayne と E-Smoove がどのような関係だったのかは定かではないが、いずれにしてもシカゴの新旧世代間における訴訟として、ちょっとした話題を提供しているようだ。


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