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international news_2004.09.07

DMC世界大会 - 日本代表のDJ Akakabeがバトル部門で見事1位に!

日本のクラブミュージック・ファンにとってとても嬉しいニュースが届けられた。先週末の9月4日〜5日にかけてロンドンにて行われたDMC世界大会のバトル部門において、日本代表のDJ AkakabeがSilk Kutsを接戦の末に下して見事優勝、その名前を栄誉ある歴史の一ページに刻み込む事となったのである。

ロンドン中心街に位置するハマースミス・アポロにて開催されたこのイベント、世界最高峰のターンテーブリスト達による競演を一目見ようと、両日とも会場は超満員。数多くのスクラッチ・ファンが見守る中、まさに世界ナンバーワンを決める熾烈な戦いが繰り広げられていた。

World DJ Championship部門のディフェンディング・チャンピオンはカナダ代表のDJ Dopey。素晴らしい6分間のパフォーマンスで観客の熱狂を誘うも、惜しくも今回は3位に甘んじる事になる。そして、そのDopeyを下して、見事に同部門の1位に輝いたのは、アメリカ代表のDJ I-Emerge。日曜日に行われたGrand Finalsにおいて、激しく食い下がるドイツ代表のDJ Rafikを壮絶な6分間のバトルの末に下し、見事に世界ナンバーワンの称号を手中に収めることになった。一方、下馬評で優勢が伝えられていたイギリス代表のDJ Blakeyもキッチリとセットをまとめてきたが、惜しくもトップ3に食い込む事は叶わず、イギリスのファンにとっては残念な結果となった。

審査の合間には、Jungle Brothersや、自らも過去DMCチャンピオンとなった経験を持つRoc RaidaをフィーチャーしたThe X-Ecutioners 、それにRob SwiftやTotal Eclipseによるパフォーマンスも行われた今回のDMC Championship。残念ながら日本のファンで実際にこのイベントに参加できた人は数少ないだろうが、BBC Radio 1 Xtraが9月18日からホームページ上でストリーミング・オンエアーする番組内、DJ Akakabeの勇姿を垣間見るチャンスが用意されている。

また、HigherFrequencyでは、このイベントへのオフィシャル取材に成功しており、今後数日内にその模様をアップする予定にしている。こちらも是非チェックして欲しい!



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