domestic news_2007.10.05
Pioneer が音楽と映像を一台でミックス可能なミキサーを発表
Text by Ryo Tsutsui (HigherFrequency)
DVJを開発し、音楽と映像を同時にオペレート可能なデバイスの道筋を切り開いてきた Pioneer社が、ついに音楽と映像の両方にアプローチすることを可能にするミキサー、SVM-1000 を発売するとのことでお知らせしたい。
このミキサーは４ch仕様で、音楽と映像のシンクロミックスが可能とのこと。これまでも様々なメーカーから発売されてきた映像系のミキサーで、２つの映像をミックスすることは可能だったが、この SVM-1000 では独自に開発した映像ブレンド技術によって、同時に４チャンネルをミキシングすることが可能で、各チャンネルでフェーダーやイコライザーなどを使っての音楽と映像のシンクロコントロールができるようになっているそう。
また音楽のエフェクト効果と映像のエフェクト効果をシンクロさせた「AVエフェクト」機能まで搭載しているとのことで、いったいどのような操作感なのか非常に興味深いところである。詳細に関しては今後パイオニア社のサイトですこしずつ明らかになるようなので是非チェックしてみて欲しい。
機材の進化にともなって様々な変化を経てきたダンスミュージックシーンだが、このミキサーの登場でまた新たな１ページが加わることとなりそうだ。
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