international news _ 2006.10.13
Mekon のミニマル人生
Text by Jonty Skrufff (Skrufff.com) _ Translation by Kei Tajima (HigherFrequency)
イギリスのアンダーグラウンド・アーティスト Mekon (a.k.a. John Gosling) は Skrufff とのインタビューに応え、相変わらずエクレクティックで興味深い作風のニュー・アルバムについて語ると共に、彼がいかにメイン・ストリームで成功することに興味がないかを話した。
「仕事が増えちゃうだろ？成功すればたくさん働かなきゃいけないしね。僕はかなりの怠け者なんだ」
「成功者の道を選ぶ人に対して辛辣な意見を持つこともないんだ。だって世の中には成功したい人とそうでない人の二種類しかいないからね。要はやる気があるかないかってことさ。成功する人には、生まれつきの素質があるんだ。僕の周りにもはじめは貧乏だったけど、成功した奴が結構いてね。 (Alexander) McQueen なんかがいい例さ。もちろん彼は才能のあるアーティストだよ。でも同時に素晴らしいビジネスマンだし、ものすごくやる気があるんだ」
Mekon は今までに数々の名ファッション・デザイナーの初期のショーのバック・グラウンド音楽を手掛けてきており、現在の Kate Moss をはじめとするセレブ・ブームには飽き飽きしていると話した。
「Andy Warhol は正解だったな。彼は当時からこんな状態を予測してたじゃないか」
「これは難しい問題だよ。チキンと卵みたいなものさ。誰が欲して、誰が作るのか？誰を責めればいいのか？みんなの責任さ。これは両者の問題なんだ」
Mekon の ニュー・シングル ‘Yes, Yes, Y’All’ は Wall Of Sound から近日発売。アルバム “Something Came Up” は発売中。
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