international news _ 2006.10.02
Text by Jonty Skrufff (Skrufff.com) _ Translation by Kei Tajima (HigherFrequency)
デンマーク出身の売れっ子プロデューサー Andres Trentemoller が先週 Skrufff とのインタビューに応え、明らかにダウンテンポなニュー・アルバム "The Last Resort" について語ると共に今回のアルバムはダンス・フロアではなく、ホーム・リスニング用に作ったものだと明らかにした。
「ダンス系のトラックを作る時より、もっと心をこめて作ったアルバムだよ。ダンス・ミュージックの制作には、テクニックが大きく関わってくるけど、このアルバムはすごくパーソナルなんだ」
「もしみんなにがっかりされても気にしないさ。DJ のために曲を作ってるわけじゃないからね」
Pet Shop BoysやRoyksopp、Sharon Phillips、Yoshimoto といったアーティストのリミックス・ワークによって、クラブ・シーンで大きな成功を収めた Andres は、今後もダンス・ミュージックを作り続けていくつもりだと言い切ったものの、彼が頻繁にカテゴライズされるミニマル・シーンからは一歩距離を置く発言をした。
「僕の音楽はミニマルだって言われることがあるけど、自分ではそうは思わないね。ダンス・トラックを作るときは常に音の層や細かいディティールを加えようとしているんだ。僕の考えるミニマルにはないものをね」
「ミニマルには飽き飽きさ。常にあまり面白くない音楽だとは思っていたけどね。今のミニマル・シーンには何かフレッシュなものが必要だと思うんだ」
Trentemoller - "The Last Resort" は Poker Flat Records から近日発売
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リリース情報:Trentemoller / The Last Resort (2006/10/06)
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