HigterFrequency DOMESTIC NEWS

ENGLISH OVERSEAS NEWS

international news_2009.11.11

Luke Slater がコンテンポラリー・バレエ団へ楽曲提供

Text by Yuki Murai (HigherFrequency)

UKテクノ界のベテラン Luke Slater が、ベルリンで活躍するコンテンポラリー・バレエ団 Staatsballet の舞台 『Egopoint』 に自身の楽曲を提供する。

ハードなテクノ・アクトとしてのイメージが強い Luke Slater だが、一昨年 ベルリンのレーベル Ostgut Ton が同じく Staatsballet の協力の下、テクノとコンテンポラリー・バレエの融合を図った企画盤 "Shut Up & Dance Updated"へ 7th Plain 名義でのトラック "Symphony For The Surrealists" で参加するなど、以前からメディアアート方面への関心も高い模様。また、Staatsballet は ベルリン市内の人気クラブ Berghain でパフォーマンスを行なったこともあり、テクノとのコラボレーションに非常に意欲的な姿勢を見せている。 今回の舞台 "Egopoint, Ballett Meets Techno" はタイトルにもバレエとテクノのコラボレーションがテーマとして明言されており、副題や解説文にも楽曲担当の Luke Slater の名前が大きく取り上げられている。さらに、比較的小規模に活動を行ってきた Staatsballet にとっても、千人規模のホールで行われる今回の公演はこれまでで一番大規模なものとなるとのことで、本公演がテクノ界とコンテンポラリー・バレエ界の双方に良い影響をもたらすことを期待したい。

Staatsballet 『Egopoint, Ballett Meets Techno』 は ベルリンの Haus Der Berliner Festspiele にて 11月28日(土)と29日(日)開催。


関連記事


関連リンク