international news_2009.11.04
Text by Jonty Skrufff (Skrufff.com) _ Translation by Shogo Yuzen
Guardian紙 のファッション評論家である Emma Sibbles は、蛍光色のスポーツウェアやサイクリングパンツなどの90's 風のレイヴ・ファッションが復活するのではと予想している。今後ファッションに敏感なレイバー達の間では 「レイヴ・ホイッスル(笛)」 がマストなアクセサリーとなりそうだ。
「Missoni のショーでネックレスに笛を付けてる人を見たんだけど、イビサでパーティーをしてる人気者の女の子みたいなバイブスが感じられたわ。90年代のレイヴを思い起こしながら誇らしく吹くのが大切ね。」
(guardian.co.uk - 90s fashion is back for summer 2010)
また Emma は、Lilly Allen や Lady Gaga がファーのアクセサリーを付けている事を指摘し、8月には同紙にて、ウサギの耳を 「今注目の流行アクセサリー」 として扱っている。ファーのブラも90’s風レイヴ・ファッションの特徴である。
USの有名レイヴ系ポータルサイト "Ishkur’s Guide To Rave Culture" はファーのブラについては否定的だが、一方で笛に関しては歓迎しているようだ。
「これは非常にわかりにくい話なんだけど、実際のところ、本当はレイバー達は笛が嫌いなんだ。それでも、彼らはパーティーに笛を持ってきて吹きたがる。こういう矛盾はレイヴ・カルチャーのパラドックス文化で考えればまったく不思議なことではないんだけどね。」
Basement Jaxx の Simon Ratcliffe も、レイヴ・カルチャーの 『リサイクル』 について8月、Daily Mirror紙 とのインタビュー
で語り、最近レトロな要素を持った音楽をよく耳にすることを指摘した。
「サイクルになってるんだよ。(Basement Jaxx のパートナーの)Felix と僕はもう20年このシーンにいるけど、今色んな曲を聴いていると、何年も前に作られたように聞こえる曲もあるんだ。ロックも一緒だよ。サイクルになってるんだ。今のロックは60年代のオマージュになっているしね。今は不況だからみんなゆとりが欲しいんだ。だから暗い曲は聴きたくないんじゃないかな。」
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