international news _ 2006.11.14
Text by Jonty Skrufff (Skrufff.com) _ Translation by Terumi Tsuji
元英語教師で、現在は N Yの気鋭パンク・ファンク・レーベル DFA Records 看板アーティストの Juan MacLean は、オーストラリアの音楽雑誌 3D World のインタビューで”ハードコア”な過去について明らかにした。
「ヘビーなドラッグに手を出してた時期もあったよ。ドラック絡みで警察の世話になることも多かったし、痴話喧嘩や殴り合いは日常茶飯事だったね。普通とはほど遠い生活だったな」
またロンドンの雑誌 One Week To Live のインタビューでは、「運悪くその場に居合せた可哀想な男」を殴ったことを認めており、 DFA のホームページ上では次のようにコメントしている。
「数週間前、アトランタで酔っぱらった客にギグを台無しにされたのさ。レコードをミックスしていたら、1人の酔っぱらいが俺の方に近づいて来たんだ。そしていきなりステージにあったマイクスタンドを掴んだと思ったら、ターンテーブルが乗ったテーブルをたたき始めたんだ。ミックスを無茶苦茶にしただけじゃなく、ヤツは怒ってる俺を見て笑ってたんだ。それで思わずそいつの事を殴っちゃったって訳さ」(なお、その後Juanとファンはお互い謝罪しあったとのこと)
今ではすっかりクリーンになり、トップ・プロデューサーの仲間入りをした Juan だが、盟友 LCD Soundsystem とのツアー中に起こった興味深い話も語ってくれた。
「あのバンドにまつわる武勇伝はいくらでもあるさ。ほとんどが女絡みだけどね。あとは女装した男を連れて帰った時の言い訳とかかな」
一方、女装で忘れてはいけないのが、セレブDJの Boy George だ。彼は数年前に Skrufff と行ったインタビューで、自身の性関係について皮肉まじりでこう話していた。
「ワタシのパートナーは、ストレートなのかゲイなのか悩んでる ”ストレート” の男性か、自分がゲイであることを決して認めたく無い ”ゲイ” が多いの。どうして彼らの様な一風変わった ”ストレート” の男性に好かれるのかは謎だけど。ただもし彼らがゲイであることを本当に否定するのであれば、ワタシとは関係を持たないはずよね」
「多分彼らがワタシに惹かれるのは、ワタシが女性っぽいメイクをしてるからじゃないかしら。同じゲイでも相手が”フェミニン”であれば、少しはマシだって思い込もうとしてるんでしょうね」
関連リンク