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Pedro Winter

international news _ 2005.11.24

Daft Punk のマネージャー Justice を語る

Text by Jonty Skrufff (skrufff.com) _ Translation by Kei Tajima (HigherFrequency)

フランスのスーパースター・ユニット Daft Punk のマネージャー Pedro Winter が、同じくマネージメントを担当している Justice のブラジル・ツアーについてのインタビューに応え、本人もプレイを予定している ampgalaxy とDama de Ferro のショーでは、彼の相当なターンテーブル・スキルを披露してくれると約束した。

「自分をアーティストや、ビジネス・マンだとは思ってないんだ。僕はエンターテイナーだから、DJ をして人が飛び跳ねてるのを見るのが嬉しいのさ。踊って欲しいし、笑って欲しい。ヘッド・バングだってして欲しいんだ」

Daft Punk、Justice のマネージャー、そしてフランスで最も影響力のあるパワフルなレーベルの一つ Ed Banger Records を運営する彼。しかしながら、その輝かしいキャリアをスタートした当時は、ただのスケートボード中毒の大学中退者だったと言う。

「大学に入って、そこで3ヶ月間法律を勉強したんだけど、パーティーに行くのが楽しくて学校を辞めてしまったんだ。ビジネスは Daft Punk との活動の中で日に日に学んでいったんだよ。そこで全てを勉強したんだ」

Daft Pankの3人目のメンバーとも言われ、今度はJustice のキャリアを築くため、力を注いでいる Pedro だが、あくまでも"Justice はオリジナル"だと強調した。

「Daft Punk と比べやすいとは思うけどね…メンバーは二人だし、フランス人だし、変なユニット名だし、僕が関わっている。でも、音楽媒体は常にどこかから "新しいDaft Punk" を見つけてくるじゃないか。彼らは決して "新しいDaft Punk" ではないよ。確かに Daft Punk を聴いて育ってきた世代だとは思うけどね」

「Justice は彼らが何をやりたいのか分かっているし、何よりも何を一番やりたくないかを知っている。今まで Daft Punk とやってきたこと全てを否定するわけじゃないけど、 Justice はJustice であって、全く新しいブランドなんだ。まだ始めて3年だし、焦らずに進めたいのさ」

「Daft Punk も Justice が好きみたいだけど、たまに少しうるさいと感じるみたいだね。Justice もBritney SpearsやDaft Punk、Fatboy Slim 、Franz Ferdinand なんかのリミックスやDJセットを通してどんどん注目されるようになって来ているんだ」

Gigolo Records からリリースされた "Never Be Alone" がきっかけとなり、注目され始めたJustice、最近ではEP "Waters Of Nazareth" やVicarious Bliss のリミックスなどで、さらにその人気を高めてきている。

「Justice に関しては、会った途端に一緒に仕事がしたいと思ったんだ。彼らのサウンドはモダンでセクシーだし、そのエネルギーが即座に気に入ったね。初めて会ってからわずか1週間足らずで契約したんだ。彼らは頭がいいし若い。有名になるためにほんの少しのサポートが必要だと思ったんだ。ほんの少しね。僕は、バンドを心から感じることが必要なんだ。心のある奴らが好きだからね。ニセモノのクソみたいなバンドは僕には必要ないよ」

Jonty Skrufff (Skrufff.com)

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