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international news _ JONTY SKRUFFF _ 2005.11.02

Slam - スコットランドで頻発している暴力を酷評

Text by Jonty Skrufff (skrufff.com) _ Translation by Kei Tajima (HigherFrequency)

先週、国際連合によってスコットランドが「先進国で最も暴力的な国」 に位置付けられ、併せて、国内で毎週約 2,000 人が酷い暴行を受けているという事実が報告された。

21 カ国を 10 年間にわたって比較した今回の調査の結果によって、スコットランド国内での暴力はアメリカの約 3 倍、日本と比べて約 30 倍の頻度で起こっており、スコットランド内でも、'95 年から 50 %も増加していることが明らかになった。

「こんなに暴力が頻発しているなんて、スコットランド人として恥ずかしいよ」

グラスゴーにあるヴィクトリア病院の事故・緊急患者の顧問医師である David Ritchie は Times 誌にこのように語った。「政治家は緊急に対応するべきだと思うよ。これは国民の健康に関する深刻な問題なんだ。暴力はこの世界にとって癌のようなものなんだから」

グラスゴー出身のプロデューサー であり、Slam の Orde Meikle は、このような国際連合のスコットランドを「酷く、恥ずべき統計」と評するコメントに対して、「(結果を見て)驚いたとは言えない」と話した。

「ギャングの文化は '90 年代で少し力を弱めていたように見えたけど、グラスゴーでは常に根付いていたし、最近になってまた極端に増加してきているみたいだね。ギャングの一味でいることがクールなことのように見えるのさ」

「やっぱり事件は多いよ。グラスゴーは昔から治安の悪い古い町なんだ。'90 年代で少し良くなったと思ったけど、今回の結果で僕が間違ってたのが分かったよ。ただ、常に危険なことが頻繁に周りで起こってるってわけじゃないんだ」

友人がカップルの喧嘩の仲裁に入って前歯二本を無くし、その他の友人が同時に腕を折るほどの怪我をしたことがあるにも関わらず、彼はこのように語った。

「グラスゴーに住む人なら、一度は喧嘩に巻き込まれたことがあると思うよ。僕は当時学生だったんだ」

「グラスゴーで育った人は、暴力やに対して用心深く育っていると思うんだ。クラブや街の中でも、危険な場所になりえるってことを常に意識しているからね」

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