international news_2004.11.04
Native Instrumental社のキラー・シンセ Absynthがメジャー・アップグレイド
楽曲制作をしていない人には「何のこっちゃ？」な感じのニュースだが、Native Instrumental社のソフト・シンセ Absynthがメジャーアップグレイドし、Absynth 3としてリリースされることになった。ワールド・リリースは2004年12月の予定。国内版の発売に関しては、現在のところMidia社のサイトには特に情報は掲載されておらず、おそらくは年明けにずれ込むものと思われる。
今回のアップグレードでは、まずはインターフェイスが一新されている模様。しかも今回からワン・ウインドウのオペレーションになっており、現行のバージョンのようにAbsynthをプラグイン・シンセとして使った場合に別のエディット・ウインドウが開くという煩わしさは解消されたようだ。ただ、エンベロープ・ウインドウやウエーブ・ウインドウなど中の階層については見る限り大きな変更点が加えられている様子はない。その他にも外部音源を入力して、Absynthを強力なエフェクト・ユニットとして使用できたり、サラウンド機能がついたりと盛りだくさんだが、やはり一番気になるのは新たにマウントされた256のプリセット音源。恥ずかしながら、この音だけが欲しくてAbsynthを買い続けてきた筆者には、これだけでも十分という感じではある。
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