international news_2010.05.06
Text by HigherFrequency
先日来日ギグを行なったばかりの LOCO DICE と共に Desolat を主宰するベテランプロデューサー・Martin Buttrich が、デビュー・アルバム "CRASH TEST" をリリースした。
かつては Timo Maas、Andy Bolleshon らと Kinetic A.T.O.M.、Orinoko といった名義で90年代半ばのジャーマントランス〜プログレッシブハウスシーンで活躍していた Martin Buttrich。2000年代からはテックハウス〜ミニマル寄りのスタイルにシフトし、Four:Twenty や Cocoon、Planet E など名だたるレーベルからリリースを続けている。2007年に盟友 LOCO DICE と共に立ち上げたレーベル Desolatは、Dubfire、Luciano、Jay Haze といった現行ミニマル・シーンの大物がカタログに名を連ね、そのいずれの作品もがフロアヒットを記録、ディープ・ミニマルの中心的レーベルとして知られている。
2008年リリースの LOCO DICE "7 DUNHAM PLACE" に続き、Desolat からのアーティスト・アルバム第二弾となる "CRASH TEST" は、15ヶ月もの期間をかけ、Martin Buttrich 本人が所有するハノーバーのスタジオをはじめ、世界各地で製作された入魂の作品。これまでの集大成ともいえる、フロア向けトラックに留まらない高い音楽性を備えたハイクオリティーな作品に仕上がっている。
Martin Buttrich "CRASH TEST" は Desolat より好評発売中。
トラックリストは以下の通り。
01. Tripping In The 16th
02. Back It Up
03. I’m Going There One Day
04. Hoochie Mama
05. Enough Love To Hate It
06. Song Six
07. Blackouts Non-Stop
08. You Must Be This High
09. Everyone Else Is Alreday Taken
10. Stop Motion
11. You Got That Vibe
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