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international news_2009.05.14

Glastonbury Festival がインフルエンザ問題に直面

Text by Jonty Skrufff (Skrufff.com) _ Translation by Shogo Yuzen

今週イギリスのメディアは、FA Cup や Glastonbury Festival などの公共の場で人々が集まる催しがインフルエンザの流行により中止される可能性があることを伝えると共に、Glastonbury Festival の運営者達に 「今は様子を見ている状態」 (XFM) であると公言するよう呼びかけた。

「たくさんの人が集まるような大きな催しに参加するのは避けた方が良い時がくる可能性はある。インフルエンザの流行はもう始まっているんだ。」
ロンドンの Imperial College の教授でありインフルエンザに精通している Sir Roy Anderson は Daily Mail 紙に語った。

The Glastonbury Festival 中止のような噂は’01年にUKで口蹄疫ウイルスが流行した際にも人々の間に広まりイギリスのフェスティバル業界に疑念と混乱を巻き起こした。

その時、ほとんどの催しが中止にはされなかったが、オックスフォードの May Day Ball などのフェスティバルでは車での来場を禁じ、入り口に殺菌剤のプールを設けることとなった。また、V Festival や Homelands は実際にイベントが開始されるまで中止の噂がつきまとったのである。特に50,000人を動員する野外パーティーの Homelands はウィンチェスターの議会長である Fred Masters が感染の予防のためにイベントを中止するよう働きかけたこともあり、苦闘を強いられた。

’01年3月の Music Week で Masters 氏はこう語っていた。
「これは考えるべきことなんだ。Homelands は実際に口蹄疫ウイルスの流行を招いてしまう可能性を秘めている。もしこのイベントが開催されてしまったら、地元の農家の人たちは死にたくなるだろうね。」

口蹄疫ウイルス感染症対策の委員であった John Ryan もこのような催しの危険性についてをMTVにて語った。

「感染している可能性のある人間をUK中から一カ所に集めるという危険な行為をプロモーター達は行っている。さらにそこに集まった人たちがそれぞれUKや世界中のあらゆる場所に戻ることによりウイルスを広めてしまうという危険性もあるんだよ。」

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