international news _ 2007.05.11
Text by Jonty Skrufff (Skrufff.com) _ Translation by Kei Tajima (HigherFrequency)
DJとして成功するためには、ドレス・アップし、個性的なスタイルを持つことが重要だという考えが広まって来ているようだ。Tim Sheridan と Andrew Weatherall も、 最新号の DJ Magazine 上でこのようにコメントしている。
「音楽が良ければすべて良しってわけじゃないのさ。実際、音楽は全体の0.1% ほどの要素でしかないんだ」Very Very Wrong Indeed のプロモーターである Tim はこう続ける。「 悲しいことに、最近のシーンではイメージがすべてなんだ。自分は関係ないと思っている DJ にとってもね」
「イメージは大事だよ」ダンス・シーンのパイオニア Andrew Weatherall も賛同し、彼自身が音楽の世界に足を踏み入れたのは、70年代のグラム・ロック・アーティスト David Bowie や Marc Bolan にインスパイアされたからだと話した。
「新しいバンドにインスパイアされることはないな。彼らのルックスはひどいしね。彼らには自分たちに合った服が買えないんだろうな」
ミリタリー服のファンである Coburn の Tim Healey は、彼が着用するすべての衣装をロンドンのドレス・ショップ Angels に頼んでいるらしい。それらの衣装によって Idi Amin や Galtieri 司令官といった独裁者のような “滑稽な軍装服”を再現しようとしているようだ。
「ユニットとして、どんな服を着るべきかを考えたことはあまりないけど、典型的な DJ のルックスは避けた方がいいと思うな。世の中には DJ が多くいすぎるからね」