international news _ 2007.05.08
Text by Jonty Skrufff (Skrufff.com) _ Translation by Terumi Tsuji
USハウス界のドンこと Roger Sanchez だが、アルバム“Come With Me”からの最新シングル・カットナンバー‘Lost’では、寝坊して仕事を首になり、浮気相手とフロアーでいちゃついている所を彼女に見つかってしまったという‘ある男の散々な一日’を歌ってるようだ。
プレス・リリースで Roger 自身もこの曲について「男女の恋愛関係を上手く表現したトラック」だと話しており、また自身のウェブサイトでは「男なら誰でも一度や二度経験あることさ」という、まさにダンスミュージック・シーン界きってのプレイボーイならではのコメントを残している。
Skrufff とのインタビューで、Roger はため息をつきながらこう語る。
「ある日とびきりのセクシーな女の子と踊ってたら、ガールフレンドが突如現れたんだ。オレたちのことをじっと睨みながら近寄ってきたと思ったら、いきなり怒鳴り始めたのさ。またか…ホント勘弁してくれよって感じだったね」
「なんで女はちょっと喧嘩をする度に、2年前に起きた山ほどの問題をぶり返してくるんだい?で、それを今ある問題に重ね合わせて、凄く重大なミスを犯したような口ぶりで話すんだ。まったく困ったものさ」
このトラックについて Roger はこう説明する。
「このトラックの中では‘オレ’の視点で話を進めてるけど、完全な実話ではないよ。オレ自身や友達の身に起こった面白い話を混ぜ合わせて1つの曲にしたんだ」
「この曲に多くの人が共感してくれるのを知って、正直驚いてるよ。アルバムの中でもこの曲は一番人気がないトラックだと思ってたからね」
‘Lost/Again’は Stealth Records より近日リリース予定。
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