international news _ 2006.05.31
Manumission - イビザ ロック計画を拡大
Text by Jonty Skrufff (Skrufff.com) _ Translation by Kei Tajima (HigherFrequency)
イビザの名門プロモーター Manumission が、昨年大成功させたロック系イベント Ibiza Rocks をさらに拡張させ、今年はイビザのサン・アントニにある Bar M でシーズンを通してのライブ・ショーを行っていくことを明らかにした。
目前にビーチが広がる ディスコ / バー Bar M が、シーズン中は完璧に設備されたアウトドアのライブ・ハウスに大変身。出演バンドには、Dirty Pretty Things、Editors、Boy Kill Boy などのビッグ・ネームが名を連ねており、ショーの模様は UK のテレビ局 Channel 4 によって放送されるという。
「去年 Ibiza Rocks を始めた時は、ほとんどの人がその成功をだったんだ。今となれば状況は全く違うはずだよ」Manumission の プロモーター Andy McKay はこう話した。
「僕たちこそ、イビザがライブ・ミュージックに飢えていることに気付き、この島のクラブ・カルチャーにバンド・カルチャーを取り入れた第一人者だ。昨年の成功で、クラブ文化のルールなんて忘れてもいいこと、それに、ロックがイビザで流行ることは十分に証明されたはず。今年は午後９時もしくは１０時から始まって、新しいライブ・ミュージックにアクセスしやすくするこの Bar M のイベントに一層の注目が集まるだろう」
このような Andy の言葉が含まれたプレス・リリースには、NME による、勝ち誇ったような、多様化を求めるハウス・プロモーターたちの大きな成功を実証するコメントも記されていた。「今までのダサいイビザのイメージはもうあてにならない…イビザは俺たちのものだ！さぁ、植民地化を進めよう」
昨年のシーズン、Skrufff とのインタビューに応えた Andy は、「ライバルであるいくつかのプロモーターは常に協力的と言うには程遠かったものの、彼らは長い間そんな状況の中活動を続けてきた」と話した。
「オープニングの日に、１５０人ものハードコアな Libertines / Babyshambles ファンをハコから追い出したんだ。Ibiza Rocks では今までとは違ったエネルギーを感じることが出来て、とても新鮮だよ」
「バンドはイベントに招かれることを純粋に喜んでくれるね。それに僕たちは、アーティストが一人、また一人と彼らの予想をはるかに上回るこの島の魅力にとり付かれていくのを目の当たりにするんだ。僕らが招くバンドの個性には素晴しいものがあるよ。若いエナジーこそこの島が必要としているものなんだ」
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