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international news _ 2006.05.23

Pet Shop Boys の"政治的"ポイント

Text by Jonty Skrufff (skrufff.com) _ Translation by Kei Tajima (HigherFrequency)

Pet Shop Boys の Neil Tennant が Skrufff とのインタビューで、今後リリースが予定されている彼らのニュー・アルバム "Fundamental" について明らかにし、"Fundamental(原理主義)" という言葉をタイトルを選んだのは、故意であり、宗教原理主義についての討論を引き起こすためだと話した。

「"Fundamental"を選んだのは、これが危険で刺激的な言葉だからなんだ。そういった言葉をアルバムのカヴァーのように、はっきり見える場所に置くのさ」

「重大な政治には分かりやすく対処するのが効果的で、より強力だと思うんだ。政治家を笑い飛ばすのは、彼らを少しばかり中和させるいい方法だと思うよ」

Neil は政治についてオープンに話すようになったことで、最近では一部のファンがひどく腹を立てていることをしぶしぶ認めながらも、彼が最も気になっているという IDカードや、それによって市民の自由が失われる問題について、今後も賛同者を増やし続けていくつもりだと Skrufff に話した。

「『Pet Shop Boys は政治的になってしまった』と不満を言うファンもいるんだ。何せ僕らは政治的になることで常に批判されてきたバンドだからね。でも、僕が何より嫌いなのは、ひとりよがりの政治活動をして注目を集める人々なんだ。ここで誰とはいわないけど」

「僕が特に問題視しているのは、ID カードの問題と個人の自由について。想定された対テロ戦争や原理主義、宗教をあまりにも真剣に受け止めている人々によって、個人の自由が抑圧されることに関しては特にね」

「僕にとってこれは政治的と言うべき問題でもないんだ。政治的になりたければ、マルクス主義にもなれるし、保守党にも反対できる。でも、僕が話していることは政治的とは言えないよ。これは、僕らの生活におけるベーシックな枠組みであって、政治というものはその上に建てられていくんだ」

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