domestic news_2006.05.22
"Beastie Boys 撮られっぱなし天国" が公開
Text by Kei Tajima (HigherFrequency)
昨年ベスト・アルバムをリリースした 説明不要のベテラン・ユニット Beastie Boys が、'０４年にニューヨークのマジソン・スクエアで行ったギグの模様を、一風変わった方法で録画した映画 "Beastie Boys 撮られっぱなし天国 - Awesome; I fuckin' shot that!" が、劇場で公開されることが明らかになった。
この映画は、幸運にも選ばれた５０人のファンが５０台のビデオ・カメラを個々に持ち、様々な角度から自由奔放に撮った１００時間にも及ぶライブ映像を、メンバーの MCA (Adam Yauch) の監督名義である Nathanial Hornblower が１年という年月をかけ編集し、一つの作品に仕上げたもの。
現在、配給会社のアスミック・エースのオフィシャル・ページで予告編を見ることが出来るが、そのカッティング・エッジな仕上がりには「さすがは Beastie Boys」 とうなずいてしまうほど。Nathanial 監督によるエフェクトや編集スキルはもちろん、躍動感溢れるリアルなライヴ映像にはまるでライヴ会場に入り込んだような気持ちにさせられてしまうこと必至だ。
"Beastie Boys 撮られっぱなし天国" は渋谷シネマ・ライズで７月２９日（土）からレイトショー公開。
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