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international news_2010.03.09

A Guy Called Gerald がニューアルバムを発売

Text by Higher Frequency

伝説的ユニット・808 States 在籍時の80年代後半から現在に至るまで、UKのテクノシーンに計り知れぬ影響を与えた人物として知られる A Guy Called Gerald がニューアルバム "Tronic Jazz The Berlin Sessions" をリリースする。

Laboratory Instinct よりリリースされる本作 "Tronic Jazz The Berlin Sessions" は、2006年に同レーベルよりリリースされ、石野卓球氏が年間ベストに選んだアルバム "Proto Acid The Berlin Sessions" の第二弾となる。前作で確立した基盤の上に、今まで以上に強い説得力をもって、テクノという音楽に対する彼の構想を伝えている。また、前作はMixアルバムであったが、今回は全13曲を独立して収録。DJにとって嬉しいのはもちろんだが、楽曲ひとつひとつがアルバムの全体像としてまとまりを持ちながらも、単独で深く掘り下げられている点にも注目したい。

また、制作には前作同様、アナログ機材を使用。シンプルなドラムマシンにアナログシンセ、丁寧に彫り刻まれたファンクビートはクラシックな音とも言えるが、簡潔で直感的なサウンドデザイン・センスで巧みにプログラムされたサウンドは、感受性に富み、活気に満ちたミニマリズム作品となっている。

A Guy Called Gerald "Tronic Jazz The Berlin Sessions" は、Laboratory Instinct より4月14日(水)発売予定。
トラックリストは以下の通り。


01. People Moover
02. Nuvo Alfa
03. Flutter
04. Iland
05. Just Soul
06. The Dipv 07. Round Eco
08. Dirty Trix
09. Wow Yheah
10. Indi Vibe
11. Pacific Samba
12. Conclusion F min Blue
13. Merfed



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