international news _ 2007.03.29
Graham Gold - UKメディアを糾弾
Text by Jonty Skrufff (Skrufff.com) _ Translation by Terumi Tsuji
UKハウスDJの Graham Gold は、10年間続いた人気イベント‘Peach’を３年ぶりに復活させることを明らかにした。
ロンドンのカムデン地区にあるクラブ Camden Palace (現在の Koko)で１０年以上続いたウィークリー・ハウス／トランス・パーティー‘Peach’は、場所を
Heaven に移し、マンスリー・パーティーとして開催される。なお、ゲストDJには Soul Avengerz、Darren Pearce が既に決定しており、今後は
Aly&Fila、Bobina and Mike Shiver 等のニューカマーが続々出演する予定だ。
「‘Peach’は常にエッジーで、思い出に残るパーティーだったよ。Tiesto や Ferry Corsten、Armin van Buuren、The Flash Brothers、Abel Ramosをイギリスに初めて招聘したのは、オレたちさ」と Graham は語る。
「Heaven のオーナーは、プロモーションやパーティーのオーガナイズにどんどん金をつぎ込むタイプだし、新生‘Peach’もクレイジーなパーティーになること間違いなしさ。Camden Palace で‘Peach’を開催していた時のようなゴージャスな日々が、ロンドンに戻ってくるよ」
かつて否定的な記事が掲載されて以来、Graham はイギリスのダンス雑誌に対して攻撃的な態度を取っており、今回の Peach のカンバックは、またしてもUKダンス・メディアを賑わすことになりそうだ。Ministry Magazine は、Graham への中傷記事を掲載した数ヶ月後に廃刊となっており、「そのニュースを知った時は笑いが止まらなかった」と４年前のインタビューで語っている。
「記事の善し悪しは関係なく、雑誌に載ること自体が凄いって思い込んでる人が多いんだ。Ministry Magazine に掲載された記事の殆どはオレの悪口だったけど、それでも毎月誌面に登場してたことが、オレにとってプラスの結果に結びついたんだろうね。ただ、音楽業界に入ったばかりで、右も左も分かってないような無知なジャーナリストやライターにはうんざりだよ」
また、Mixmag 誌が EMAP 社から独立系出版社の Development Hall に買収される少し前にも、彼は大々的に誌面にフィーチャーされていたようだ。
「Mixmag の連中は、音楽について何も分かっちゃいないんだ。クラブシーンにも興味がないし、オレのことなんて知っちゃいない。オレがこの２５年間にどんな活動をしてきたか一切知らないくせに、よくオレの中傷記事が書けるもんだな」と Graham は怒り口調でこう続ける。「オレのギグに来たこと無いヤツに、オレを避難する権利なんてないんだよ！」
‘Peach’は Heaven にて3/30からスタート。
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