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Global Gathering

international news _ 2006.03.10

Global Gathering / Hi-fi のチーフ 鳥インフルエンザの恐怖を否定

Text by Jonty Skrufff (Skrufff.com) _ Translation by Kei Tajima (HigherFrequency)

先日、英国政府が、鳥インフルエンザが人に感染した場合の対策案を発表し、感染の予防には「大勢の人の集まる場所を避ける」ことや、「大勢の人との接触を控える」こと、「海外から集まっている人々が集まる場所は特に避ける」ことが重要だと明らかにした。

しかしながら、今年の夏に Global Gathering と2つのHi-Fi Festivalの開催を予定しているイギリス・フェスティヴァル界のドン James Algate は、先週 Skrufff に、彼のイベントで鳥インフルエンザが流行る可能性については、考えたこともないと語った。

「鳥インフルエンザの問題について話し合ったことなんて一度もないよ」

「物事に対して、常に危険を感じたり、恐怖心を抱くことはないと思うんだ。昨年は恐ろしいテロが何回も起こった。でも今年はたった数匹かの病気の鳥がいるだけだろ」

このような James のコメントはイギリス政府 自然科学チーフ・アドバイザー King 教授が BBC に「鳥インフルエンザの流行は事実上防げないものの、'01に多くの野外フェスティヴァルに影響を与えた口蹄疫突発ほどの混乱は起きないだろう」と語った。

「これから5年間は消滅しないと覚悟しておくべきだと思う。この病気がイギリスの風土性だという可能性もあるからね」

このような政府の発表を受けて、「ロック・コンサートやサッカー・ゲーム、クラシックのコンサートでさえも、この病気の大衆感染を防ぐためにキャンセルされるべきだ」とし、James とは全く異なる記事を発表した。

「ただの脅しだね」James はこう断言した。

「この病気は今までにたくさんの国で騒がれてきたけど、鳥インフルエンザが原因でイベントがキャンセルされた例は一つもないんだ。どうしてイギリスだけが最悪で、こんなにもパニックしなきゃならないんだよ。数匹の病気のハトの話をして時間を無駄にするより、寒い冬をやっと乗り越えて、また野外に繰り出していけることを楽しみに思うべきなんだ」

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