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Joey Negro

international news _ 2006.03.09

Joey Negro - "Guilty Pleasures" の大ファン

Text by Jonty Skrufff (Skrufff.com) _ Translation by Kei Tajima (HigherFrequency)

UK のハウス / ディスコ・アイコン Joey Negro (a.k.a. Dave Lee) が Skrufff とのインタビューに応え、今後リリースが予定されているソウル / ポップ系コンピレーション "The Trip" について話すと共に、実はスクール・ディスコ系コンピレーション・アルバム "Guilty Pleasures" の大ファンだと語った。

「全シリーズ持ってるよ。すごくいいコンピレーションだと思う。特に僕と同世代の人たちにはね」

「全部のトラックが好きってわけでもないけど50〜60%ぐらいは好きだよ。あのコンピには、結構好きだけど、オリジナルをわざわざ探して買うほどじゃないって感じのトラックがたくさん入ってるんだ。すごく良いコンピレーションだと思うよ。ダンス・ミュージックとは言えないけど、良質なポップのコンピレーションだね」

"Guilty Pleasures" は、5年前のスクール・ディスコがそうだったように、パーティーとコンピレーションの両方ともメディア等にやたらと大好評を受け、Guardian においては「GP は世界的ブームだ」と評した。

「スーパークラブの時代は終わった。DJ はもはや神様ではなく、クラバーは反復するビートでは踊らない。Ministry of Sound が示した通り、素朴な雰囲気を持つ Guilty Pleasures がシーンを圧倒しつつある。恥ずかしいくらいダサいトラックに合わせて一晩中踊るのだ」

Guilty Pleasure のレジデント DJ である DJ Terry Hall (The Specials の元フロントマン) も同様に過剰なまでに興奮した様子で、「Guilty Pleasures には'75年の雰囲気がある。たった一つの違いといえば、グラスを顔に投げつけられている人がいないってことかな」彼のこのような発言は、アシッド・ハウスが勃発する前のクラブの様子を語るDave Lee の言葉と類似していた。

「エセックスは常に荒々しい場所だったよ。Tartan House っていう常に喧嘩の耐えないクラブに行ってたのを覚えてるよ。次第に慣れてきちゃうんだけどね」

「巻き込まれることはなかったけど、喧嘩が起きれば、セキュリティーがやってきて、何人かつまみ出すだけ。そうすればまた元通りさ。でも、人が刺されるくらいのひどい喧嘩もあったね」

「ジャズ・ファンク系の Second Image ってバンドが Tartan House でプレイしてたんだけど、そのリード・シンガーが刺されたのを覚えてるよ」

「もちろんクラブに来るのは暴力的じゃない人がほとんどだよ。でも中には喧嘩目当てでやってくる奴もいるんだ。以前、正装して行くようなソウル・ミュージック系のパーティーがあったんだけど、それがクールだと思って遊びに行っている人もいたしね」

「クラブにはナンパ目当てて行く奴が多かったよ。もし女の子が見つけられなかったら、グラスで人を殴るってわけさ」

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