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international news_2009.06.25

不況知らずの Space Ibiza オープニング・パーティー

Text by Jonty Skrufff (Skrufff.com) _ Translation by Shogo Yuzen

今月の初め、2万人以上のクラバー達がイビサのスーパークラブ・Space のオープニング・パーティーに詰めかけた。さらに The Sun 紙 では、同クラブを訪れた人々が日中から朝6時までのイベントに対し、 最大で70ユーロ(約9,350円)を支払っていたことを発表した。

クラブの歴史的なオープニング・パーティーは Garland のフロントマンである、Barry Mac の予想した通りであった。オープニング・パーティーの数日前に Liverpool Echo のインタビューで彼はこの島に到着した際にホテルが全て満室であったことから、このパーティーが成功を収めると確信していると語っていた。

ちなみに今年のオープニング・パーティーには、Satoshi Tomiie, Steve Angello, Paul Woolford, 2many DJs, Guy Gerber, Chris Liebing, John Digweed & Sasha, Dubfire, Carl Cox, Yousef, Deadmau5, Steve Lawler 等が出演。

「みんなこのクラブランドに来るとお金のことはどうでもよくなってしまうんだよ。ここに来ている人たちは担保があるわけでもないけど、大金を持ってここにやってくるんだ。昨年ここで1,000ポンド(約160,000円)を使い果たした人はきっと今年もそれだけのお金を持ってくる。ただ今年はもう少し利口に使うだろうけどね。」

The Sun や Liverpool Echo の読者達がイビサを満喫する一方、Guardian 紙 の読者達は自分たちの庭をより良いものにすることに力を注いでいるようだ。お祭り気分の The Sun や Liverpool Echo とは対照的に、Guardian には 「イギリスはトランポリンに夢中」 という記事が掲載されていた。

トランポリンを 「今年の夏の必須アイテム」 と称し、高級デパート・John Lewis 内にもショップを所有しているストックポートが拠点の企業 Tranmpoline Sales Ltd. では、トランポリンの売り上げが昨年比で55%も増加したと言う。

「トランポリンは決して安くない。だけど、海外でバケーションを過ごすよりは安いよ。経済的に苦しい時期だからこそ、みんなトランポリンを買って庭に置きたがるんだ。」 と同社のスポークスマンは語っている。

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