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domestic news_2008.06.19

奄美皆既日食音楽祭-Countdown2008-が開催へ

Text by Ryo Tsutsui (HigherFrequency)

2009年の皆既日食に向けた南の楽園、奄美大島で開催されている音楽フェスが今年で3度目の開催を向えるとのことでお知らせしたい。

日本のダンスミュージックファンの間でもここ数年大きな話題となっているが、2009年7月22日に今世紀最長の皆既日食が日本で観測されるとのことで、世界中から人々が集まるビッグイベントとなることが予想されている。日本では屋久島南部〜奄美大島の北部で見られるという皆既日食、来年2009年に向けて野外音楽フェスを開催すべく2年前から現地の奄美大島でカウントダウンパーティが開催されていて、3年目となる今年も7月の19日〜21日にかけての開催が決定している。

今年の参加アーティストにはハウス、テクノ、トランスシーンより日本のハウス黎明期より一貫してシーンのトップを走り続け、音楽に対する愛情、選曲に対する取り組み方、新旧織り交ぜた時間の隔たりを感じさせない独特の選曲とそこから生まれるグルーヴ感により多くのリスペクトと人気を得ている DJ Nori や、今や伝説化したパーティ Rhythm Freaks(3DJ+2MC+サウンドシステムというセット)のオーガナイズ及びレジデントDJとして一世を風靡、トラックメイカーとしても民族音楽と電子音楽の融合を模索して充実した活動を展開しているJuzu aka Moochy、関西のパワフルオーガナイザー、Newworldの総帥にして、PSYレーベル"Fullmoon Rec."のオーナーでもあるFull moon mondo、ハイパーメディアプロデューサー高城剛、KinocosmoやSpace Gatheringでの活動でも高い人気を獲得しているRee.kなど個性的なメンツがそろいイベントに華を添えると共に、奄美諸島で古くから歌い継がれてきた民謡(島唄)の第一人者、朝崎郁恵をヘッドライナーにすえ、奄美大島伝統の舞踊/音楽、八月踊りや六調も楽しめるなど本格的に奄美大島の音楽とも融合した内容となっている。

美しいビーチと手つかずの自然が美しい亜熱帯の奄美大島で奄美の島唄や伝統音楽を巻き込みながらテクノ、トランス、ハウス、ジャム、アンビエントなどダンスミュージックを中心に様々な音楽ジャンルが集う2日間。新しい日本の魅力を再発見する旅としても参加する価値のあるイベントといえるだろう。

ちなみに開催まであと一ヶ月、チケットは早めに押さえておいた方がいいかもしれないとのこと。

奄美皆既日食音楽祭-Countdown2008-の詳細は以下の通り

■開催日  2007年7月19日(土)〜21日(月/祝)
■時間  19日(土)開場10:00 開演17:00(All Night /翌06:00)
     20日(日)開演(All Night /翌06:00)
※会場のクローズは21日の15:00。
■会場  奄美大島 明神崎リゾート(奄美市笠利町用安)
■料金  ※2日間通し券。出入り自由
前売券(特典付き)7,000円、当日券(一般)10,000円
駐車場1,000円、キャンプサイト1,000円
■前売券取り扱い
<プレイガイド>LAWSON Ticket 0570-084-008(Lコード: 83493) 
WAKYO http://www.wakyo.jp
<店頭> 東京,大阪,沖縄,奄美,九州のレコード店20店舗で取扱い
※詳細は公式サイトにて
■後援  奄美市/奄美市教育委員会/奄美観光物産協会/奄美群島観光連盟/
       南日本放送(MBC)/鹿児島テレビ(KTS)/鹿児島放送(KKB)
■主催  皆既日食音楽祭実行委員会(ブランニューメイド内)
■企画制作 brand new made inc./Mother Productions/
Global Chillage Tokyo/株式会社シーツープロモーション
■問合わせ  brand new made inc. Tel 03-5410-1470
■公式ウェブ http://www.totalsolareclipsefestival.jp

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