HigterFrequency OVERSEAS NEWS

ENGLISH INTERNATIONAL NEWS

international news _ 2007.06.08

Pete Tong も格安航空会社を愛用中!?

Text by Jonty Skrufff (Skrufff.com) _ Translation by Terumi Tsuji

イギリスのラジオ局 Radio 1 の看板 DJ Pete Tong は、格安エアラインで毎週イビザに飛ばなければいけない現状に不満を隠せないようだ。彼は番組内で不満気にこう語たる。

「バジェット・エアラインは出発時間も遅いし、いつも混雑してるんだ。しかもロンドン市内から遠く離れたルートン空港からの出発だしね。飛行機の中では酔っ払った野次馬に話しかけられるし、居心地が悪いったらありゃしないよ」

一方モスクワでは、ゲイ・パレードに参加中だった Right Said Fred のボーカル Richard Fairbrass が、大勢のジャーナリストの目の前で暴行を受ける事件が起こった。彼はパレードの TV 中継真っ最中に、ある男に殴られ負傷したようだ。Richard はその時の様子をこう語る。

「インタビューを受けていた時のことさ。キリスト像を握り締めた1人の男が駆け寄って来て、いきなりオレの顔を殴り付けたんだ。一瞬何が起こったのか分からなかったし、怖かったよ。これからロシアに行く時はボディーガードを雇うつもりさ。‘I'm Too Sexy?’ なんて馬鹿げだ曲で有名になったオレのようなバイセクシャルに恐怖心を抱いたなんて、彼に同情するよ」

また、Pete Tong とのコラボレーションで知られるハウス・デュオ Rhythm Masters の片割れこと Steve Mac も、数年前マルタ島で乱暴を受けたようだ。帰国後すぐに行ったインタビューで、彼は次のように話していた。

「無意識のうちに、オーガナイザーの機嫌を損ねるような事をしてたみたいなんだ。イベント終了後クラブの外に放り出されて、鼻の骨が折れる位強く殴られたよ」

「イベントが終わった後みんなで VIP エリアに移動して、アフターパーティーを楽しむことにしたのさ。そこでも何時間かプレイしたんだけど、フーリガン風のオーナーはお気に召さなかったようなんだ。オレのプレイが終わった途端、彼の手下が近付いて来てオレの事を殴り始めたよ。腫れた目に骨折した鼻、それに体中傷だらけの状態で飛行機にならなきゃいけなかったよ」

「オレのプレイしてた音楽が気に入らなかったみたいだよ。オレのサウンドは彼にはクール過ぎたのさ。今回の事件のすぐ後に、クラブが倒産したのも納得だね」


関連リンク