international news _ 2006.06.20
Text by Nick Lawrence (HigherFrequency) _ Translation by Kei Tajima (HigherFrequency)
エキセントリックなエレクトロ・ユニット Chicks on Speed が、オフィシャル・ウェブ・サイトや E-mail
などで、「セキュリティーやプロモーター、スポンサーによって肉体的に暴力を受けた」との情報を公開したのでお知らせする。
メンバーによって記された E-mail によると、今回の事件はトリオが6月10日に南スペインのコルドバ近郊で行われた Oxigena Festival
でパフォーマンスを行おうとしたところ、プロモーターとイベントに関わった広告スポンサーの手によって無理やりステージから退場させられ、証拠を抹消するため彼女たちのカメラまで壊されてしまったとのこと。
またメールには Chicks on Speed がこのフェスティヴァルにおいて Ladytron や Blackstrobe らとステージングを行うことが決まっていたこと、ステージから下ろされたのは、フェスティヴァルへの参加者が少なかったため、経済的に困ったイベントの関係者がライヴを無理やりキャンセルさせようとしたためだと記されてあった。
表向きには Chicks on Speed がステージに到着した時間をめぐる論争によって起こったとされている今回の事件だが、Chicks on
Speed はステージには予定時間の5分前に到着していたと主張しており、今回の行動はメイン・アクトのキャンセルによる保険の支払いを受けるためプロモーターによって指示されたものだと話している。
オフィシャル・ウェブ・サイトには、実際に Oxigena Festival に参加したファンによって撮影された当日の様子が掲載されている。
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インタビュー : Chicks On Speed in Tokyo (2004/10/10)
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