international news _ 2006.06.16
Text by Jonty Skrufff (Skrufff.com) _ Translation by Kei Tajima (HigherFrequency)
Mixmag の編集者 Andrew Harrison が 最近の流行について語る BBC Radio の人気番組
Today に出演し、次にクラブ・シーンで流行るのはおしゃぶりだと語った。
「おしゃぶりをしゃぶるなんて、ある意味クールだと思うよ。究極にダサいものがクールになることだってあるのさ。人は大概ものすごく馬鹿げたものを選んで、フェティッシュっぽくするところがある。このおしゃぶりの場合は、自分を大きな赤ん坊に見立てて、こっけいに見せてるんだ」
イギリスのファッション・リーダーである彼は、このおしゃぶりブームには、東ロンドンのヒップホップ・シーンが一役買っていると話したものの、クラブ・グッズ専門のウェブ・サイト Wellcoolstuff.com は、このブームはもっと広範囲で起こっていると話した。
「レイヴおしゃぶりのリヴァイヴァルには僕らも気付いてたよ。数年前にスーパー・クラブが流行らなくなったことで、レイヴ・カルチャーが再び復活してきたんだろうね」
Wellcoolstuff の Dan は Skrufff に話した。「レイヴ・グッズの売り上げも全体的に増加しているよ。おしゃぶりほどではないけどね」
Judge Jules は Skrufff に対し、このおしゃぶりブームについてどっち付かずな気持ちを語った。「過去には見たことは間違いないけど、最近は見かけてないな」
「おしゃぶりのネガティヴな点と言えば、セクシーさに欠けてるってとこだよね。クラブ・シーンには常にセクシーなイメージが必要なんだ」
一方の Dan は Jules よりも優しい判断を下してこういった。「もしおしゃぶりを付けたければ、付ければ良いさ。それで幸せなら僕らには問題ないね」
「僕らのショップから買ってくれればなお嬉しいさ」
「僕らの店には '80年代後期に量産されたおしゃぶりが置いてあるけど、ほとんどが前回のブーム時の余りものだよ」
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