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international news _ 2006.06.15

Frankie Knuckles - シカゴのフェスティヴァルを語る

Text by Jonty Skrufff (Skrufff.com) _ Translation by Kei Tajima (HigherFrequency)

ハウス・シーンのパイオニア Frankie Knuckles が Skrufff とのインタビューに応え、シカゴで初となる政府公認のフェスティヴァル Move! について話すと共に、今回のイベントの実現は、シカゴ市長である Richard M. Daley によって ’04年に定められた Frankie Knuckles を敬う法令と密接に関連していると話した。

「このイベントは “Frankie Knuckles の日” と、僕にちなんで付けられた道 “Frankie Knuckles 通り” を持つ都市のバックアップによって実現したんだ。僕は表向きには単なる出演者でしかないけど、非公式的な役割として、親善大使な役割をしているのさ。彼らにはかなりの信頼を置かれていて、このイベントに携わるべき人選を任されてもいるんだ。彼らにはこういったイベントの経験がないからね」

Frankie の兄弟である Frederic Dunton によって共同プロデュースされており、二日間にわたって行われるChicago International House Music Event では、Steve Silk Hurley や Derrick Carter、Danny Tenaglia、David Morales による DJ や、 Barbara Tucker や Jocelyn Brown のライヴ・パフォーマンスが行われる予定。また Frankie は、このイベントを今年開催することに特定の意味は無いと強調した。

「僕のハウス・ミュージックへの見解は、他人のものとは違ってね。尊敬してないというわけじゃないけど、ジャーナリストや一般の人々は、物事を白か黒かでしか判断しない。彼らには『今日は良いけど、明日はダメ』『今起こっているか、起こっていないか』しかないんだ。同時に、人々はすぐシーンには長年活動しているアーティストがいるってことを忘れてしまう。例えば僕のようにね。僕はまだ現役だし、シーンに存立しているんだ」彼はこのように非難した。

「こういったフェスティヴァルが開催されると、『では、ハウス・シーンはまだ盛り上がっているんですね』なんて聞かれるけど、そういうことを聞かれると、すごく気分が害されるよ。ハウスはどこにも行っちゃいないし、消えてもいない。いたって健康的なシーンなんだ」

また彼は自分にちなんで名前を付けられた道を持っていることに、いまだに感動していると述べ、現在でも頻繁に友人を連れて行っていると話した。

「シカゴ一お気に入りのレストランがその道にあるんだ。そのレストランに行かないとしても、もし僕が家にいて友達が遊びに来れば、彼らが一番最初に見たがるのは ”Frankie Knuckles 通り” なのさ(笑)。だから彼らを連れて行って、レストランで朝ごはんを食べる。そうすれば彼らも道のサインが見れるしね。自分の名前をした道路があるなんてすごく誇りだよ」

The Chicago International House Music Event は7月22日〜23日までノーザリー島の Charter One Pavilion で開催。


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