international news _ 2006.06.12
ウェールズのクラブでクラバーが銃撃される
Text by Jonty Skrufff (JontySkrufff.com) _ Translation by Kei Tajima (HigherFrequency)
先日、有名なパーティーが多数行われているカーディフのナイト・クラブ Wish で１８歳のクラバーが銃で射撃されるという事件が起こった。
プレス・リリースによると、地元警察はこの事件を殺人未遂として扱い、銃撃の後、容疑者と見られる１８歳の男性を逮捕。その男性は保釈金によって解放されたものの、その他犯行に関わったと思われる複数の人物についても、捜査を進めていくと話し、今回の事故については非常に驚いていると加えた。
「これは非常に深刻な犯罪で、カーディフでは（幸運にも）めずらしいことです」Pat Tucker 警視は South Wales Echo に話した。「平和なカーディフを守りたいので、クラブの中で何かを目撃した人がいれば、是非申し出て欲しい」
レポートによると、クラブに居合わせたクラバーのほとんどは、銃声のあとパニック状態でクラブを後にしたという。ブリストル出身の被害者は、午前３時１５分にクラブのトイレで腹部から血を流しているところを発見されたという。
この事件は、今年の一月に「ウェールズで一番新しくホットなクラブ」としてオープンした Wish には大きな災難である。
皮肉にも、この「セクシーで活発、グラマラス」なクラブは、「エクスクルーシヴでユニーク」な メンバー向けの ID
カード・システム “親指スキャン・システム”を導入しており、クラブ側に指紋を提供しているクラバーには、列に並ばずに入場できるという特典をオファーしている。容疑者がクラブのメンバーであったかは定かではないが…。
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