international news _ 2006.06.07
Text by Jonty Skrufff (JontySkrufff.com) _ Translation by Kei Tajima (HigherFrequency)
テック・ハウス・デュオ Wiggle として活躍するアシッド・ハウスのパイオニア Terry Francis が、デュオが最近手掛けた Fabric の新しいミックス CD についてのインタビューに応え、時々自分のキャリアを振り返って、自問自答することがあると明らかにした。
「僕と Nathan (Coles) が DJ を始めた頃、常に『 Graham Gold を見てみろよ。まだ回してるぜ 』って文句を言ってたものだけど、僕たちだって若いDJ からそういう風に言われてるかもしれないね。『恐竜はさっさと去れ』ってさ(笑)」
また彼は、イギリス随一の知名度を誇る DJ であるにも関わらず、「時々、プレイ中に不安を感じることがある」ことを認めた。
「あまり良いセットが出来ていない時は特に『オレは何をやってるんだ?』って思ってしまうよ。自分のせいではないのに、自分がバカみたいに感じるんだ。実際それは自分と合わないパーティーにブッキングしたプロモーターのせいなんだけどね」
「どこかに DJ しに行って失敗すると、すごくがっかりするものなんだ。『あ〜もうだめだ。終わった』ってね。でもそれは自分のせいじゃなくて、単純にそこにいたクラウドがセットを気に入らなかったってだけ。だからそれはプロモーターのミスなのさ。そういうことが起こると、DJ の方は心がズタズタになるのにね」
Fabric 28 Wiggle は Fabric Recordings から発売中
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