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international news_2009.07.24

Carwash のイビザ・ディスコ・スタイル

Text by Jonty Skrufff (Skrufff.com) _ Translation by Shogo Yuzen

ロンドンのディスコ界のドン、Nigel "Deckster" Atkin は、Skrufff とのインタビューで彼自身のパーティー Carwash をイビサにて開始したこと、そして、El Divino にて毎週行われているパーティーの現状に満足していることを語った。

「クラバーやイビサの人達はきっとこの新たなパーティーやプロモーションを見て喜ぶと思うよ。とにかく新しくて、明るくて、カラフルで楽しいものを届けてる。今、Carwash ではたくさんの人の笑顔を見ることが出来るよ。」 と彼は喜ばしく語った。

7月11日にはディスコ界の伝説、Sister Sledge が同クラブにてパフォーマンスを行った。Atkin がこの島に手を伸ばしたことにより、既に地位を築いている他のパーティーとの厳しい競争を生み出したことを認めながらも彼は非常に楽天的である。

「土曜の夜は強敵を相手にしてるんだ。特に Space で行われている "Matinee" とかね。僕たちが Bora Bora で行ったビーチ・パレードでも衝突があったんだよ。僕たちはサイケデリックなビキニに身を包んだ女の子達にシャボン銃を持たせて、スイーツを配らせたんだ。だけど、そこに Matinee の奴らが乱入して来た。とにかく僕たちがシャボン玉にお金をかける以上に、彼らはステロイドにお金をかけ過ぎだってことにしておこう(笑)」 と彼は語った。

また彼はケバケバしい服装とファンシーな着こなしの違いについても語ってくれた。彼曰く、セクシーさが鍵なのだと言う。 「オシャレな感覚を持っているっていうことは、面白みを捨てるってことじゃないんだ。ただ鏡に写った自分を見て、考えてみればいい。 『今自分は素敵か、それともただのバカに見えるか?』 ってね。」

また彼は John Travolta の様な振り付けをフロアですることはある?という質問にも率直に 「振り付けがなきゃ僕にとってディスコはディスコじゃない」 と答えた。 「特定の曲が流れると僕や仲間はテンションが上がっちゃうんだ。Hawaii 50 とかね。その時はフロアで泳ぎ回り、サーフィンしてる感じだよ。もちろん 『Bus Stop』 や 『Electric Slide』 (訳注:どちらもディスコの振り付け)も踊れる曲だね。」

恐らく彼も 「ディスコの低迷」 という現状に近いうちに直面するだろう。しかし、彼は Carwash はそんな反動ももろともしないと自信たっぷりに語った。 「ディスコはどんな時代にも存在した。全ての音楽のルーツだよ。だから消えることはないと思う。70年代後半にディスコに反対した人たちがスタジアムでレコードを燃やしたことはまた別物だと思うけどね。レコードを燃やす人間がいるなんて怖いことだよ。それは本を燃やしているに等しいことだからね。」

夏期の間、Carwash はイビサの El Divino にて毎週開催中。

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