international news_2009.07.06
Text by Jonty Skrufff (Skrufff.com) _ Translation by Shogo Yuzen
アメリカ人のエチケット専門家 Tom Julian はインタビューにて、お洒落な男性が夏にサンダルを履くことに問題は無いかという質問にたいし、特定のルールが守られている限りは問題はないと答えた。
北米5大デパートの一つ、Nordstrom が発行する男性向けファッション・ガイド Nordstrom Guide to Men's Style の著者でもある Julian は、Atlanta Journal-Constitution 誌
にこのように語った。
「多くの男性が女性は足を見せることはいいけど、男性は足を露出するべきではないと考えていると思う。特に自分の足のケアを日ごろから行っていない男性はね。もし男性がサンダルを履くならペディキュアはしておくべきだよ。」
また Birkenstock のサンダルを履く際には 「良いパンツに、綺麗なシャツとブレザー」 を着るべきであると勧めると同時に、なかなかそれを履きこなせる男性はいないことも付け加えた。
「ファッショナブルな人はクローゼットの中にいろんなブランドの服を持ってるものなんだ。」
Skrufff とのインタビューで Way Out West のスター Jody Wisternoff は、彼自身サンダルが大好きで、「夏の間は Birkenstocks のサンダルを常に履いてるよ。」 と答えた。
「何年も同じサンダルを履き続けているんだけど、履きつぶれていく様子もないね。ナチュラルなブラウンとブラックのデザインでどんな服にでも合うんだよ。」
一方、ロンドンのエレクトロ・テック・プロデューサーの Grayson Deepgroove は、つま先の出ているサンダルはティーンエージャーの履くものだとして、「履くのが怖くなった」 と答えている。
「サンダルは好きじゃないんだよ。若いころはもっと純粋だった若いころによく履いてたんだけど、今となってはもう飽き飽きしちゃってるって感じかな?サンダルはフットウェア界の Bon Jovi だと思うよ。もし今サンダルなんか履いたら、Lee(Deepgroove の相方)に殴られるだろうね。僕が昔サンダルを履いてたっていう話だけでも怒るのにさ。そして、彼が足の爪にネールポリッシュをして、つま先をサンダルから覗かせてるのを想像しても気持ちが悪いかな。」
Way Out West の Jody はサンダル愛好家でありながらも、足にペイントを施すことに対して違和感を示した。
「そりゃあ、汚い爪をしてるのは良くないと思うよ。だから爪きりをするのは大事だけど、別にペディキュアなんかはしなくていいだろ?」
そう言いつつも、やはり素足で履くことは彼にとって重要なようだ。
「靴下を履いてサンダル?いや!絶対だめだよ!それはもう罪だよ。」
さらにフットウェア界のニュースでは、イギリス人実業家の Matt Horan がクラブの自動販売機で5ユーロ(約670円)のパンプスを販売して大成功を収め、アメリカのNBCニュースにも出演した。
自身もクラバーである Horan は、イビサの Space や Eden にて既に60,000足のパンプスを自販機で販売したという。彼はこの計画をスティレット(ピンヒールのハイヒール靴)好きのガールフレンドが、クラブに行くたびに文句を言うことに疲れ果て、思いついたのだという。
「毎週土曜日の夜に彼女をおんぶして帰るのに疲れたんだよ。その時にひらめいたんだ。発売から6ヶ月で何千足も売れたよ。」 と彼は先日出演したBBCの番組でも語っている。
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