domestic news_2008.07.09
Third Earと英大手インディーズ・レーベルZTTレコーズが長期ライセンス契約を締結。
Text by Ryo Tsutsui (HigherFrequency)
Soner関連のアイテムやSenor Coconuts , London Electricity, Riche Hawtin, また最近ではテクノの楽曲をピアノだけで演奏した作品が話題となった Francesco Tristanoなど、ダンスミュージックを起点としながら常にリアリティのある音楽を紹介してくれている優良レーベルThird Earが英大手インディーズ・レーベルZTTレコーズとの長期ライセンス契約を発表したのでお知らせしたい。
ZTT Recordsは80 年代イギリスを席巻し世界中に熱狂的ファンをもつ革新的レーベルで、その作品群は日本でも坂本竜一や,石野卓球、砂原良徳、BOOM BOOM SATELLITESを始め多くのアーティストや音楽ファンから指示されている。今年がZTT Records 設立25 周年にあたるということでThird-Earでは “ZTT アーカイブス”と称して２-３ヶ月毎に、カタログの未発表曲/レア・ヴァーションを含む、スペシャル・プロダクトをリリースしていくとのこと。
まず、第一弾として、結成20 周年となる90 年代のZTT、そしてマンチェスター／クラブ・シーンの代表的アーティスト、808 ステイトのデラックス・エディションを2008/08/08（!）に４タイトルを同時に世界先行発売し、その後も、ZTT の社長であるトレヴァー・ホーンもメンバーであるアート・オブ・ノイズ、「リラックス」でセンセーショナルなヒットを放ったフランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッド、ドイツのロマンティックさを持ち合わせたエレポップ・バンド、プロパガンダなど、ファン垂涎のアイテムを独自の企画でリリースしていくそう。
コレクター心とくすぐる心憎いシリーズが届けられることとなりそうなこの企画、今後の展開に要注目といえそうだ。
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