international news _ 2007.07.17
フェスティバルも弱肉強食の時代？
Text by Jonty Skrufff (Skrufff.com) _ Translation by Terumi Tsuji
Global Gathering の主催者 James Algate は Skrufff とのインタビューで、今年のフェスについて次のように語っている。
「次々と新しいフェスティバルがスタートしてるけど、今年も Global Gathering にとって記録的な年になると思うよ。昨年よりもキャパも増えて、チケットも飛ぶように売れてるんだ。チケットセールスも昨年を上回っているし、回を重ねるごとに規模が大きくなってるよ。あと、キャンプをする人が年々増えていることもあって、通し券も凄く人気があるんだ」
また、４００以上のフェスが開催される今年のイギリスのフェスティバル・シーンについて、彼はこうコメントする。
「皆が騒いでるほど飽和状態だとは思わないよ。どのマーケットにも当てはまることだけど、所詮強いものが生き残るのさ」
「今から新しいフェスを立ち上げて成功させるのは至難の業だろうね。ただ Global Gathering や T in the Park、 Glastonbury といった人気フェスは今後も成長して行くと思うよ。フェスがこれほど人気なのは、日常のストレスを忘れて現実逃避することが出来るからだらうね。音楽好きの友達や、同じ様な考え方の人々に囲まれて過ごすアウトドア活動ほど素晴らしいものはないね」
なお今回のインタビューの数日前には、ロンドンのクラブを狙ったテロ未遂事件が発生しているが、 James はテロに関して２年前のインタビューで次のように話していた。
「イギリス国民そして一企業として、我々はテロリストに決して屈してはいけないんだ。フェスティバルを開催していくことで、テロリストの脅しになんて負けることなく、イギリスの人たちは毎日の生活を楽しんでいけるんだってことを証明するのさ」
Global Gathering 2007 は、７月２７〜２８日にスタンフォード・アポン・エーヴォンの Long Marston Airfield にて開催。
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