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international news _ 2007.07.05

Gatecrasher - 22世紀に向けて再始動

Text by Jonty Skrufff (Skrufff.com) _ Translation by Terumi Tsuji

先日火事により陥落した英国シェフィールドの人気クラブ Gatecrasher One のスポークスマンは今週 Skrufff のインタビューに応え、新しいクラブの再建に向け、焼け跡の撤去作業を既に開始していることを明らかにした。

数千人のクラバーそして Tiesto、Ferry Corsten、Paul Van Dyk といったスーパースター DJ が、数々のクラブウェブサイト上で Gatecrasher への追悼の言葉を送っている。それを受け、Gatecrasher のマーチャンダイザー Simon Raines はこう語る。

「クラブの焼け跡地に花を届けにわざわざ足を運んでくれるクラバーもいるんだ。Gatecrasher One がこれほど多くの人に愛されていたということを知って、とても光栄さ。イギリス No.1 のクラブを再度創りたいという気持ちが、ますます強くなったね。22世紀のクラバーに向けた新しいクラブを作れるよう最善を尽くすよ」

なお地元警察は、火災現場の調査を終了するとともに、「今回の火事が放火によるものかどうかは2週間以内に判明する」と発表した。放火の疑いに関して、Gatecrasher 側はホームページ上で次のようにコメントする。

「『火災現場から修復された監視カメラには疑わしい人影は映っていなかった』とサウス・シェフィールド警察は話していますが、まだ放火の疑いが完全に無くなった訳ではありません」

また、火災現場に駆けつけた消防隊長の Dave Kiddy は、地元新聞 Sheffield Star 紙に「火が建物に燃え移るスピードが非常に早く、一歩間違えれば大惨事になっていただろう」と話している。

「なぜあれほどの猛スピードでクラブが燃えてしまったのか現在調査中です。火事の通報を受けてすぐに現場に駆けつけたにも関わらず、既にそこは火の海でした。もしクラブ営業中にあの火事が起こっていたら、大勢の人が犠牲になっていたことでしょう。それくらい早い速度で燃え上がっていたんです。今回の事件での調査結果を生かし、他のクラブで同じような火災が発生しないよう、気をつけていかなくてはなりません」

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