HigterFrequency OVERSEAS NEWS

ENGLISH INTERNATIONAL NEWS

Boy George

international news _ 2006.07.06

Boy George のくだらない処罰

Text by Jonty Skrufff (Skrufff.com) _ Translation by Kei Tajima (HigherFrequency)

‘80年代を象徴するパイオニアでありクラブ・アイコンでありながら、昨年の10月に自宅にコケインを所持していた罪に問われていた Boy George が、ニューヨークの衛生局において5日間ボランティアとして働くという判決を受けていたことが明らかになった。

「彼はこれから数週間私たちと働くことになっています」衛生局のスポークスマン Keith Mellis が地元のレポーターに対してこう話した。「彼がどんな仕事をするかはまだ知らされていません。やってみないと分からないですからね。何かしらの日常作業をしてもらうことになると思います」

悪名高い女装主義者こと Boy George は、1千ドルの罰金を支払わなかったことで2週間前に裁判長の Anthony Ferrara を激怒させたばかりであり、恐ろしい刑罰を避けるためにも、清掃業務を行うことは必須だと言えるだろう。

「屈辱の仕事になるか、謙遜の仕事になるかは、自分次第です。ボランティア活動をすれば、あなたは自由になれるでしょう。ただ、ボランティア活動をしなければ、刑務所行きになることをここで保証します」

このような刑罰に対して Boy George は非常に前向きな態度を見せ、8月の終わりまで刑罰を全うするつもりであると語った。「掃除なら喜んでするさ。僕のママは掃除婦だったからね。僕も掃除が大の得意なんだ」

この事件が起こったちょうど2年半前、彼が監督するミュージカル “Broadway” のラウンチのためにニューヨークに移住したその当時は、Skrufff にもこの街に移り住んで充実することとなった性生活について大喜びで語っていた Boy George。

「ニューヨークに到着して、イギリスと同じくらいモテなかったら最悪だと思ってたんだ。でもいくつか出会いがあってね。ほとんどがパニクったストレートの男か超ゲイのどちらかだったけど(笑)」

そんな彼は、Culture Club が全盛期だった25年前の様子についても語った。

「’80年代にはクラブを歩けば誰もが寄ってきたよ。とてもドラッギーで快楽主義の時代だったね。誰にでも声をかけられたし、自分も声をかけてた。そういう時代だったよ」



関連リンク