domestic news_2005.07.25
Text by H.Nakamura (HigherFrequency)
既に秋口にかけてのイベント情報の発表をスタートしている西麻布の人気クラブ Space Lab Yellow が、9月のイベントについて追加発表を行ったのでお知らせする。
まず、9月16日(金)には、Carl Craig にデモテープをサンドイッチに挟んで渡すという出会いをきっかけにその才能を見出され、デトロイト・テクノのジャズ的要素を継承するアーティストとして注目を集めているニュージーランド在住のアーティスト Recloose こと Matt Chicoine が来日公演を行う。7月にはテクノ系の名門レーベル Peace Frog からニューアルバム"Hiatus On The Horizon"を発売することになっており、今回の来日公演はそのリリース・ツアーとしての側面もあり楽しみなところだ。
そして18日(日)には、Joe Claussell や Kerri Chandler、Slam Mode、Ten City などの作品をリリースしてきたブルックリンの名門レーベル Ibadan Records の10周年を記念しての公演が、レーベル・オーナーである Jerome Sydenham をフィーチャーして行われる。 Dennis Ferrer と共同で制作した楽曲"Sandcastles"がヒットし、現在はレーベルの10周年を記念したワールド・ツアーに自らDJとして参加するなどアーティストとしても確固たる実力を持つ Jerome だけに、ハウス・ファンにとっては見逃せないイベントとなるだろう。
さらに23日(金)には、人気パーティー Real Groove の第7弾として、OM Records や Cajual といった名門ハウス・レーベルから作品をリリースし、Justin Timberlake や Gloria Estefan といったアーティストのリミックスを手がけてきたシカゴ・ハウスの大ベテラン Johnny Fiasco と、 Classic などからハウスの枠にとらわれないユニークな作品をリリースして来たバンド型ユニット Greenskeepeers の James Curd が登場。タイトでシンプルなビートが徐々に高揚感を煽っていく、ワンランク上のフロア体験を我々に提供してくれる。
また、翌日の24日(土)には、クラブ・ジャズ・シーンきってのセレクター Gilles Peterson が、ちょうど1年ぶりとなる来日公演を実現。前回同様、松浦俊夫という最強のパートナーを得てエクレクティックなセットを披露してくれることになっている。
詳しくは、当サイトのイベント・ページから。
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