international news_2010.01.29
Text by HigherFrequency
Giles Peterson の大プッシュにより、90年代中盤のクラブ界に北欧ジャズ・ブームを巻き起こしたスウェーデンのジャズ・ユニット KOOP が初のベストアルバムをリリースする。
1995年のデビューEP “Sons of Koop EP” がUKのクラブジャズ系雑誌・Straight No Chaser にて大きく取り扱われたことで話題を呼び、Giles Peterson がBBC Radio 1の番組内で紹介、シーンの表舞台へと立った KOOP。DJ の Magnus Zingmark と、クラシックやジャズをバックグラウンドとするキーボードプレイヤー Oscar Simonsson の2人が織り成す洗練されたジャズ・サウンドは、一聴するとジャズバンドによる生演奏に聞こえるが、実は大量のサンプリング音源を巧みに組み上げた、非常に職人技的な方法でサウンドメイキングされている。今回リリースされる初のベストアルバム "best of KOOP "Coup de grace 1997-2007"" は、メンバーのセレクトによる11曲を収録。通常盤に加え、日本限定のプレミア・ボックス盤ではさらに6曲のPVがDVDに収録される。日本とスウェーデンの血をひく人気ジャズシンガー Yukimi Nagano をはじめ、フィーチャーされた多彩なヴォーカリストにも注目したい。
KOOP "best of KOOP "Coup de grace 1997-2007"" は 、2月17日(水) Imperial Records International より
日本先行発売。トラックリストは以下の通り。
Disk 1 [CD]
01. Koop Island Blues (feat. Ane Brun)
02. Waltz For Koop (feat. Cecilia Stalin)
03. Come To Me (feat. Yukimi Nagano)
04. Forces... Darling (feat. Earl Zinger)
05. Summer Sun (feat. Yukimi Nagano)
06. Let's Elope (feat. Mikael Sundin)
07. Tonight (feat. Mikael Sundin)
08. Strange Love (feat. Hilde Lousie Asbjornsen)
09. Glomd
10. Baby (feat. Cecilia Stalin)
11. I See A Different You (feat. Yukimi Nagano)
Disk 2 [DVD] ※日本限定プレミア・ボックス盤のみ
01. Glomd
02. I See A Different You
03. Summer Sun
04. Baby
05. Come to me
06. Koop Island Blues
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