international news_2009.01.08
Text by Midori Hayakawa (HigherFrequency)
ミニマル・ダブのパイオニア、Monolake の中心人物 Robert Henke がニュー・アルバムをリリースすることが明らかになったのでお知らせする。
’95年、Gerhard Behles と共に Monolake を結成。Moritz von Oswald 主宰のレーベル Imbalance Recordings を’97年に引継ぎ、Imbalance Computer Music と改名して運営を続ける傍ら、ミュージックソフトウェア会社 Ableton の開発チームのメンバーでもある Robert Henke。今日までにおけるエレクトロニック・ミュージックの偉大な貢献者の一人であることは言うまでもない。そんな彼の2年ぶりのリリースとなる今作 "Atom/Document" は、Christopher Bauder とのアートパフォーマンス・プロジェクト Atom (LEDライトを内包した風船を使ったサウンドとビジュアルの実験的プロジェクト) のために制作されたもので、Robert Henke 本人が「今までの作品の中で最もシリアスな作品」と語るように、サウンドのディテールとパターンにこだわった、Monolake にも通じる無機質なドローン/インダストリアル・サウンド全開の1枚となっている。
Robert Henke "Atom/Document" は Imbalance Computer Music より1月20日発売予定。
トラック・リストは以下の通り。
01. [_flicker]
02. [quad_planar]
03. [shift_register]
04. [_convex]
05. [metropol]
06. [first_contact]
07. [diagonal]
08. [crossing]
09. [_exit]
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