international news _ 2006.01.27
Satoshi Tomiie - 灰色の理由
Text by Jonty Skrufff (Skrufff.com) _ Translation by Kei Tajima (HigherFrequency)
Def Mix の看板アーティスト Satoshi Tomiie が Skrufff とのインタビューに応え、Renaissance から発売が予定されているコンピレーション CD "3D" について話すと共に、灰色のハイライトが目立つ彼の髪の色は、染めているのではなく、ナチュラルなものだと話した。
「僕がまだ高校に通ってた１０代の頃から、灰色の毛が生え始めてね。以前までは茶色とか、違った色に染めてたんだ」
「当時は日本人の中でも髪の毛を茶色に染めるのが流行っていたんだ。というのもほとんどの日本人の髪は真っ黒だからね。でも次第に常に髪を染め続けるのに疲れちゃってたのさ…時間もかかるし…それである日 "もういいや、自然なままにしておこう"って思ったんだ」
カラーリングを止めてからというもの、人々に「髪を灰色に染めているのか」という質問をされるようになったものの、そんな彼の新しいルックスにも満足しているという Satoshi 。しかし DJ の成功にイメージの良し悪しは少なからず関係してくるものだと話した。
「確かにイメージは重要なものだと思うよ。でも自分のイメージについてあれこれ考えたことはない。自分のことをそういうアイコンだとは思っていないんだ。ただ自分の好きなことを…音楽をプレイし続けているだけさ」
彼のコメントは、昨年ロレアルのヘア・ジェルの広告にずぶ濡れルックで登場した フランス人ハウスDJ David Guetta をバカにしたDJ Magazine のコメントと大きく異なった。
「R&B シーンのディーバたちは、髪の毛をセットするのに何時間も費やしているはずだ。David Guetta みたいな男のハウスDJ は、ヘッドフォンをかぶるのに邪魔にならないように、ただ髪を短くしておけばいいんだ。DJ はスタイルや、ヘア・スタイルなんぞにこだわるべきではない」
"Renaissance Presents 3D: Satoshi Tomiie" は１月３０日に発売
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