international news _ 2006.01.18
Text by Jonty Skrufff (Skrufff.com) _ Translation by Kei Tajima (HigherFrequency)
フランスの色男 Dimitri From Paris が、Defected よりリリースを予定している "Love" がテーマのコンピレーション CD "A Night In The House Of Love" についてのインタビューに応じ、その中で、「真のファンとグルーピーの差は簡単に見分けることが出来る」と話した。
「僕を見る人々の目を見れば、そこにどんな考えがあるか分かってしまうんだ。どのくらい僕の音楽を慕ってくれているかは瞬時にはわからないけど、音楽のファンだってことはすぐに分かるよね」
一方で、グルーピーたちは、それとは全く違ったアプローチをとると話した。
「グルーピーは、 DJ のイメージを見つめてるのさ。DJ をしてる本人を見つめてるわけじゃなくて、彼らは人の注目を自分たちに向けたいだけなんだ」
「クラブで DJ をしていれば、すべての人に注目されるのは当たり前だよね。グルーピーはそれを見て、"こんな風に注目されたい" って思うのさ。その人がどんな人物でもかまわないし、何を言われてもいい。ただ注目の的になりたいだけなんだ。女の子でも男でも、誰だって注目を集めるためなら手段を選ばない人はたくさんいるのさ」
ステディーな彼女と長年の交際をしているという Dimitri は、最近ではグルーピーなどに付きまとわれることも少なくなったと話し、「常にグルーピーに囲まれている DJ もたくさんいるけど、僕にはあまりそういう経験はないよ。大事なのは自分がどう振舞うかだと思うんだ。今の彼女とは長年一緒に住んでるけど、その前は一人だったから、そういうことが自然と態度に出ていたのかもしれない」
「すべて自分の振る舞いによって変わってくると思うんだ。スキを見せなければ、人は寄ってこない。自分がフリーだという態度を見せれば、自然と好意を持つ人が寄ってくる…そういうものなのさ」
Dimitri From Paris の "A Night In The House Of Love" は、Defected より今月発売。
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