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international news _ JONTY SKRUFFF _ 2005.01.19

音楽は不良少年と戦争好きをも操る!?

Text by Jonty Skrufff _ Translation by Kei Tajima (HigherFrequency)

BBCが伝えたところによると、イギリスの地方議会そして民間企業は、非行に走る傾向のあるイギリスのテーンネイジャーが集まりそうな各場所に、バック・ミュージックとしてクラシック・ミュージックを放送することを義務付けることで、非行を撲滅させる運動をスタートさせたという。

「おかげで問題は半減したよ。やっぱり若い人はクラシックが好きじゃないみたいだね。モーツァルトのかかってる店にたむろしてるのを見られるなんて、どう考えてもクールじゃないしね」とTyne and Wear Metro公共交通システムのTom Yeomanが語る。

時おなじくしてイギリスのマンチェスターでは、エレクトロ系レーベルSilicon Hustlerのプロデューサー/クラブ・プロモーターであるGarry Ladd が、今年の5月5日にワシントンDCにあるペンタゴンの周りに5.1 surround systemを設置し、そこに駐在しているアーミーに対してこのために特別に録音した彼の新しいトラックを聴かせて、戦争好きの彼らを操り、平和のために腰を振らせるという "ペンタゴン・プロジェクト"を実行するつもりだとアナウンスした。

「"ペンタゴン・プロジェクト"で流す僕たちのエレクトロニック・ダンス・ミュージックには、戦争のためにペンタゴンが開発したサブリミナル効果を引き出すテクニックが使われているんだ。彼らがこのトラックを聴くと、"手をあげて外で踊るんだ、君たちは包囲されている"という隠れたメッセージが彼らの頭の中に浸透するようになっているのさ」

「もちろん逮捕されてグワンタナモ収容所に送られる覚悟は出来てるよ」 (Jonty Skrufff / Skrufff.com)


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