international news _ JONTY SKRUFFF _ 2005.01.04
Text by Jonty Skrufff _ Translation by H.Nakamura (HigherFrequency)
Steve Lawlerが「2度とメキシコのグアダラハラには行かない」と宣言しているようだ。どうやら原因は、昨年12月にクラブの用心棒に脅されて無理やり1時間追加でプレイさせられたことにあるらしい。
「すでにオレは2時間プレイし終わったところだった。プレイ自体の内容は良かったよ。でもクラブのオーナーがあと15分だけプレイしてくれって言い出したんだ。しかもBPMが160くらいもあるテクノ・トランスの曲をね」とSteveは複数の媒体に語っている。「もちろんオレは断ったさ。だって、この手の音のことは何にも知らないし、それにせっかく作り上げた音楽的な雰囲気をぶち壊しにしたくはなかったからね。そしたら奴らは"レコードをかけるか出て行くかどっちかにしろ"って言い始めたんだ」
その場にSteveのガールフレンドと一緒に居合わせたマネージャーのJoel Zimmermanは、この件に関する公式声明の中で、その顛末についてこう続けている。「Steveは間違いなく一旦ブースから降りたし、しかもその時までに彼は既に2時間半はプレイしていました。それで仕事は終わったはずだったし、我々もそこでこの日の仕事を打ち切ることにしました。しかし、我々がクラブを出て車に向かおうとすると、突然10人の用心棒と3人のオーナー代理に取り囲まれて、激しい口調で私に"動くな!"と言い、Steveに向かって "すぐに中に戻れ"と言い始めたのです。で、結局我々は全員クラブに戻る羽目になって、Steveは用心棒に囲まれたままブースに戻り、1時間ばかり追加でプレイさせられることになりました」
Steveはさらに「あんな恐ろしい目には二度と会いたくないよ。住んでいる人達には申し訳ないけど、他のメキシコの街に行ったとしても、あのグアダラハラだけは2度とごめんだね」と付け加えている。
(Jonty Skrufff / Skrufff.com)
Jonty Skrufff バイオグラフィー
関連リンク