international news_2010.02.24
Text by HigherFrequency
イースト・ロンドンのショーディッチ地区にある老舗クラブ・Plastic People が、ロンドン警察の命令でクラブ・ライセンスの取り消しを求められており、当クラブに縁の深いDJ達が Facebook や Twitter を通しての緊急サポート活動を始めている。
2月12日(金)付けで警察が発行した令状によると、「公共の迷惑防止」 と 「違法行為防止」 の2つの理由によりライセンスの取り消しを求められているとのこと (令状は ハックニー特別区議会のサイト でも確かめることができる)。異議申し立ての期限は3月11日(木)とされており、こちらをサポートするため、当クラブでレギュラー・パーティーを行っている DJ ・Benny Blanco が KEEP PLASTIC PEOPLE ALIVE という Facebook グループを立ち上げ、参加を呼びかけている。また、Twitter では #saveplasticpeople というハッシュタグを使ってのサポートの表明が呼びかけられている。当クラブで長年レジデントを務めていた Four Tet や、Erol Alkan、Kode9、Ewan Pearson といったアーティスト達が、先導して Plastic People へのサポートを表明。
この件について、今後 Plastic People は弁護士をたてる予定があり、区議会に対しての抗議メール等は控えるようにと発表している。
現在、世界的クラブブランド Ministry of Sound の本拠地である ロンドン店も土地開発業者から立ち退きを要求されており、ロンドンのクラブシーンに激震が走っている。
関連サイト
KEEP PLASTIC PEOPLE ALIVE Facebook
Plastic People Official Site
Ministry of Sound Official Site