international news_2010.02.10
Laurent Garnier が Crosstown Rebels よりEPをリリース
Text by Yuki Murai (HigherFrequency)
フランスのテクノ・ハウスシーンを代表するDJ / プロデューサー・Laurent Garnier が、Damian Lazarus 主宰の人気レーベル Crosstown Rebels と異例のコラボレーションをはかり、3月8日（月）にEP "It's Just Muzik" をリリースすることが明らかになった。
収録曲一曲目の 'It's Just Muzik' は、元々 Laurent Garnier が "No Musik" と銘打たれたライブショー用に書き下した曲であったが、オーディエンスの反応が非常に良かったためにシングル曲としてのリリースを決め、多くのレーベルからのオファーが殺到する中、Crosstown Rebels がリリースを勝ち取ったとのこと。
およそ8年ぶりとなる ALASKA 名義での本リリースは、反復するヴォーカルが印象的なハウス・トラック 'It's Just Muzik'、 宇宙的なエフェクトがドリーミーな雰囲気を作り出す 'Stargazing'、どちらも Laurent Garnier らしさが存分に発揮されたダンス・トラックに仕上がっている。一見なかなか接点のつかめない Laurent Garnier と Damian Lazarus だが、どちらも音楽そのものへの深い愛着を感じさせるエクレクティックなスタイルや、最先端のサウンドからクラシックまでを網羅するDJとしての真摯な姿勢で支持を集めている点が共通しているともいえよう。こちらのリリースに際し、Damian Lazarusは 「長年憧れていた『マスター』 Laurent を ついに "Rebel" と呼ぶことができて本当に嬉しいよ！」 とのコメントを寄せている。
また、今年6周年を迎える Crossrtown Rebels は、2ヶ月間に及ぶ北米・南米ツアー 『Rebel Rave World Tour』 の実施も発表。Damian Lazarus をはじめ、看板アーティストである Jamie Jones や Seth Troxler のほか、Glimpse や Mr C、Konrad Black といった当レーベルの幅広さを表すようなゲストも参加し、ツアーファイナルギグを3月末のマイアミ WMC で迎えるというにくい演出が予定されているようだ。さらに、こちらのツアーの模様は レーベル公式ビデオキャスト Rabel Rave TV にて、4月に公開される。
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