international news _ 2007.02.16
Text by Jonty Skrufff (Skrufff.com) _ Translation by Terumi Tsuji
エレクトロ、ニュー・レイブ、ダンス、ロックをミックスさせたオリジナル・サウンドで人気急上昇中の Riot In BelgiumのBennie Single は、今週 Skrufff とのインタビューで ‘Riot In Belgium (ベルギーでの暴動)’ というネーミングにも関わらず、オーストラリアを拠点に活動していることを明らかにした。 Bennie は笑いながらこのようにコメントする。
「僕たちがベルギー出身だと思ってる人も多いようだけど、ベルギーには1度しか行ったことがないんだ。しかもその時は下品なダンスで逮捕されそうになったよ。実際ベルギーの MySpace でも僕らがベルギー出身だと勘違いしてる人がいて、 『国をサポートしてくれてありがとう』 という内容のメッセージが送られてきたこともあるぐらいさ」
Bennie と 元 Cut Copy の Joel こと DJ Belgium の2人から成る Riot In Belgium だが、彼らは MySpace のプロフィール欄で自分たちのことを ‘自慢の子供がいる’ ‘ぽっちゃり型’ だと説明している。また Bennie は 「‘好みのタイプ’ という質問に対して ‘良くわからない’ と答えたのは間違えだったかも」 と主張する。
「僕たちはある特定のグループに対して音を作ってるわけじゃないし、みんなの事が好きなんだ。 MySpace は変わった質問や選択肢が多いよね。自分の好みのタイプが ‘良くわからない’ 人や、好きな音楽種類に ‘クリスチャン・ラップ’ を選ぶ人なんているのかな?」
「僕が住んでるシドニーはゲイが多いことで有名だけど、僕自身 Bang Gang と呼ばれるゲイ、ストレート、バイの人が集ったグループと遊ぶこともあるよ」
また彼は、 Riot In Belgium が ‘ゲイ受けするバンド’ として Donnie Davies のアンチゲイ・サイトや、ゲイ嫌いの人達から叩かれることに対して、全く気にしてない様子だ。
「僕たちのことをバッシングしたければすればいいさ。そうしたら彼らを叩き潰してやるのに」
Headman が 主宰する Relish Records から近々リリースされるニューシングル ‘La Musique’ の世界的大ヒットが予測される彼らだが、当分オーストラリアを離れることはなさそうだ。
「多分今後もオーストラリアで活動して行くだろうね。ただ海外ツアーに出る機会は間違いなく増えると思うよ。もしヨーロッパに引っ越しするとすれば、第一候補はスペインかポルトガルだね。あとはベルギーかな」
Riot In Belgium の新曲 ‘La Musique’ は Relish Records より近日発売予定。
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