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Anne Savage

international news _ 2007.02.08

女性 DJ “産む機械” 発言を語る

Text by Jonty Skrufff (Skrufff.com) _ Translation by Kei Tajima (HigherFrequency)

日本の厚生労働大臣、柳澤伯夫が自民県議の決起集会の場で 「女性は子供を産む機械である」 と発言し、日本の少子化の危機を救うため、 「ベストを尽くすように」 促した問題について、「非常に無礼であった」と謝罪の意を示した。

「機械と呼ぶのは何だけど、産む機械、装置の数は決まっているから、あとは一人ずつベストを尽くしてもらうようにお願いするしかない」 柳澤氏はこのような発言をし、与党内から「非常に横暴な発言」 との批判を受けた。

このような発言に対して、イギリス人 DJ Anne Savage は同情的にこう話した。 「“機械”って言葉が西洋人の言葉から出てきたらものすごく横暴だと思うけど、日本の文化は西洋とは違うと思うの。それに、英語に翻訳される時、何らかのミスがあったかもしれないしね。そんなに腹が立つ話じゃないわ」

また、彼女自身は全く子供を産むつもりがないことを話しながらも、 「ごく頻繁に 『そろそろリミットに近いんじゃない?』 って言われたり、女性の年齢に関わる失礼な発言をされたりするわ。無視してるけどね」

「私の家族は大家族なの。兄妹が6人もいて、甥や姪も5人いる。彼らのことは大好きだけど、仕事が忙しすぎて植物もろくに育てられない私に子供を育てるなんて無理だわ。だから欲しい人に産んでもらえばいいと思ってるの」

DJ Lucca もこのような大臣のコメントに平然とした様子でこう話した。

「“機械”って言葉を抜けば、まったく普通のコメントに聞こえるけどね。だって本当じゃない。私たちは子供を産むんだから」

「子供を産むことは私にとってすごく重要なことだから、機会を逃したらすごく後悔するでしょうね。2〜3人は産みたいし、そういった人生のステージを迎えるのを楽しみにしてるわ。もっと先の話だけどね。今は他のことに集中してるから無理なの」

ハード・ハウスのスター Lisa Lashes は、子供を産むことに対して DJ Lucca ほど積極的ではなさそうだ。彼女は2年前のインタビューでこのように話した。

「子供を産むのにいいタイミングなんてないのよ。だってもし2年間お休みしなくちゃいけないとしたら、その2年の後、何が起こると思う?」

「その2年間の休暇後、 DJ 業に戻れるかしら?今引退する覚悟は出来ているかしら?今子供が欲しいかしら?キャリアを犠牲にして子供を産んだら、後悔するかしら?引退する頃子供を産むのは手遅れかしら?その頃には卵管は機能しなくなっているかしら?分からないわ。全然分からない。ただ、この質問は今までに何度も考えたことがあるわ。でも何が出来るっていうの?」

このような女性 DJ たちの発言をよそに、 DJ Lottie は最近念願の母親となり、DJ 業にも復帰。’04年に発言していた熱望を見事に実現させた。

「もし自分が本当に愛している人と一緒にいれば、子供を産むと思うわ。 DJ を続けている、続けていないに関わらずね。少し休みをとって、戻れる時に戻ればいいんだから」

「40になっても DJ を続ける気はないわ。見た目的に良くないもの。ただ私はあと数年は頑張れるわ。絶対に子供は欲しいわ。それには何の疑いもない。子供を産みたいと思う相手がいればね」

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