international news _ 2006.02.08
New Order の Peter Hook ニューヨークで大バッシングを受ける
Text by Jonty Skrufff (Skrufff.com) _ Translation by Kei Tajima (HigherFrequency)
マンハッタンのトップ・ジャーナリスト Trish Romano が、先週発売された Village Voice において、New Order のPeter Hook のニューヨークでのセットを「すくみ上がるほど最悪なセット。これほどダサいテクノは聴いたことがない」と酷評した。
非常に影響力のあるジャーナリストとして知られる彼女は、Peter が大胆不敵にも New Order と Joy Division のカヴァーをプレイをしたことについても非難したが、結局は「彼を憎むことは出来ない」としぶしぶ認めるのであった。
「すごく楽しみながらプレイしていた。足でリズムを取りながら空中で手を叩いて…あんなに熱を込めたプレイをするのは、彼とシアトルのハード・ハウス DJ Donald Glaude ぐらいしか知らない」
皮肉なことに2001年に Skrufff がPeter と行ったインタビューでは、「Bernard (Sumner) は DJ が好きでよくやってるけど、俺はやらないね」
「オファーはたくさん受けるけど、やらないんだ。プレイするよりクラブに行って遊ぶ方が楽しいしね」
「クラブで聴く音楽もほとんどがクソじゃないか。ただ何曲か他人の曲をかけるだけで大金がもらえる DJ って仕事には毎回驚かされてしまうよ」
しかし、二週間前に発売された Westword では、そのような考えを変えたことを明らかにし、「今まで、DJを見くびってたよ」と語った。
「全く違ったアートのかたちなんだね。トライしてみてはじめて分かったよ。以前まではものすごく批判的だったけど、今は謝ることしかできないね」
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