international news _ 2006.02.01
Text by Jonty Skrufff (Skrufff.com) _ Translation by Kei Tajima (HigherFrequency)
90キロ近くもある男性が Pacha London のバルコニーから落下し、そこに居合わせた女性に直撃し麻痺状態にさせてしまった事件で、重大な身体障害罪(略 GBH)に問われている男性が、「落下は事故だった」と無罪を弁明した。
検事官を務める Louis French が報告するところによると、この男性 Philip Brady 24歳が、泥酔した状態でバルコニーから飛び降り、階下のダンスフロアに立っていた Ms Mack に突撃したという。31歳の美容師であり、わずか20分前にクラブに到着した彼女はすぐさま麻痺状態に陥り、18ヶ月経った後も、未だ麻痺状態だ。
「このような状態ですから、彼女は二度と歩くことも出来ず、誰かに頼らなければ生きていけないでしょう」French 氏はこのように法廷に語った。「頭を動かしたり、右ひじを曲げることは出来ますし、肩にも少々の感覚はありますが、その他の部分は何の感覚もありません」
Brady 氏は、事件の数時間後、街中で泥酔しながらゴミ箱を蹴っているところを警察に捕らえられ、目撃者による「わざとジャンプしていた」という報告を否定、疲労からバルコニーの端に座ったところ、謝って落ちてしまったと話した。
「一瞬にして落下している自分に気付いたんだ。どうしてそうなったかは分からないよ。どうにかしたかったけど、どうにもならなかったんだ」
裁判は続く
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